1回中山4日
中山11R 3歳オープン フェアリーＳ（Ｇ３） 芝1600m 牝
◎テイラーバートン
○アドマイヤテンバ
▲ナリタブルースター
△メジロオードリー
△コスモレニ
△アプリコットフィズ
【見解】
昨年から施行条件が変わり、 クラシックに向けての重要なステップレースに様変わり。 外枠が嫌われて予想以上に人気を落としそうな◎と○に期待。
【各馬短評】
テイラーバートン
（牝、父ジャングルポケット、母ブリリアントカット、栗東・角居勝彦）
デビュー戦が角居厩舎らしい余力残しでの仕上げで5馬身差の圧勝。 その後も強力牡馬相手に互角の競馬をしており、 まさにクラシック級の好素材。 気性面・中一週の長距離輸送など課題は多いが、 大外枠が嫌われて一本被りの人気が避けられそうなのは好都合。
アドマイヤテンバ
（牝、父クロフネ、母アドマイヤグルーヴ、美浦・橋田満）
デビュー戦が牡馬相手のハイレベルな一戦で2着、 前走は直線抜け出してから遊ぶ面を見せるなど、 若さ丸出しながら着差以上に強い内容。 昇級戦・初のマイル戦への対応がカギだが、 相手強化で馬自身も目覚めてきそうな予感があり、 気性面からは距離短縮もプラスとなりそう。 こちらも外枠が嫌われ予想以上に人気を落としそうで、 不安よりも楽しみのほうが大きい。
ナリタブルースター
（牝、父マンハッタンカフェ、母ストームティグレス、栗東・中尾秀正）
前走は平凡な時計での逃げ切り勝ちだが、 牡馬相手に差し返す勝負根性を見せるなど、 時計の印象以上の好内容。 デビューから3連勝したオースミダイドウの半妹らしく、 完成度はこのメンバーの中でも上位の印象。 あとは前走直線で叩き合いになった反動がないかチェックしたい。メジロオードリー
（牝、父スペシャルウィーク、母メジロドーベル、美浦・大久保洋吉）
前走は最内枠から好位のインでじっくり脚を溜める ロスのない競馬だったのは確かだが、 大久保洋厩舎らしい余力残しの仕上げで 勝ち上がった点を大いに評価したい。 もともと使いながら良くなる厩舎だけに、 一叩きでどれだけ良化してくるか楽しみ。 ただ、血統と枠で過剰人気な感はある。 ゴール前で手前を替えた反動がないかも要チェック。コスモレニ
（牝、父ゼンノロブロイ、母エキゾーストタイム、美浦・手塚貴久）
前走は早めに抜け出した分失速したが、 減った馬体が戻り復調を感じさせるレース内容。 この中間の調教からはさらに良化気配。 内枠を生かした超人気薄の激走に期待したい。アプリコットフィズ
（牝、父ジャングルポケット、母マンハッタンフィズ、美浦・小島太）
前走のデビュー戦が好時計での圧勝で、 ここで通用してもおかしくない好素材だが、 かなりメンバーに恵まれたのも確か。 今回は大幅な相手強化やキャリアの浅さの割に、 人気になりすぎている印象。 落馬による騎手変更の影響も気になるところ。
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