イソップ物語を読んで、ありとキリギリスが一番印象に残って、新卒の就活のことを思い出しました。後で詳しくお話しします。

 

世界的に有名な童話(絵本)の「世界名作アニメ絵本シリーズ」のイソップ物語①(19冊目)を読みました。絵本ということもあり、幼児向けに書かれたものではありますが、大人にとっても大切な内容がそこには入っています。

 

以下にお話を読んだ、それぞれの感想や意見を書きます。なお、イソップ物語には続編の②もありますが、こちらの都合上、今回は割愛させていただきます。

 

ありとキリギリス

 

このお話は超有名で誰もが知っていると思います。アリとキリギリスが登場しますが、アリは仕事をし、キリギリスは遊びほうけています。

 

キリギリスのように遊んでばかりいるのではなくて、アリのように、コツコツと仕事で蓄えを作ることの大切さを実感しました。そのために、刹那的な生き方を改めるために生活を見直す努力が必要だと感じました。

 

 僕自身の身近なお話として、新卒のときの就職活動で東京で就職するか、地元に帰って就職するか迷ったことです。

 僕は昔から地方の実家に住んでいて両親も健在で、行こうと思えば都会へのアクセスも悪くない場所です。にもかかわらず、昔東京の大学へ行っていました。当然、就活のときに東京(首都圏)で就職するか地元の実家へ帰って就職するか悩むときがありました。田舎の祖母は、東京での就職を反対していました。「危ない」「心配」「ダメ」「親孝行しなさい」などと言っていました。

 そのときに僕が祖母に合わせるつもりで「俺が東京でのんべんだらりとして、兄弟姉妹に実家をのっとられたら、俺はアリとキリギリスのキリギリスと一緒の運命になってしまう」と言ったんです。祖母は「そうやで!!」と。これ、笑い事じゃないですよ。

 実際に東京に住んでそういう運命になってしまうかどうかは知らないですけど、実家だと家族で助け合いもしやすいし、親孝行もしやすいし、いろんな意味で安心なところがあります。本当に東京に出て叶えたい夢があるとかでないのであれば、ずっと親元にいてコツコツと働いてお金を貯めた方がよかったのも確かです。

 しかし、最も大切なことは、自分の生き方は最終的には自分で決めなければいけないことです。他人の意見に妥協してあとで後悔するのが一番いけないからです。

 このように色々考えられるので、アリとキリギリスの教訓を活かす場面となり得るときでした。

 

さて、僕自身、今さえよければというおおざっぱな考え方になるときがあるので、ブログ作りに集中することで、余分なお金を使わないようにし、ひいては現代社会を生き抜く力を身に着けたいです。

 

北風と太陽

 

厳しさよりも優しさが勝るというお話ですね。

 

僕は人に比べて実は精神的な遅れがあるからか、人を動かそうとするところがあります。また、人に厳しいか優しいかでいったら、意外にも本性はどちらかというと厳しい方です。そんな中、いろいろと考えて人に優しくできたらうまくいくかもしれないなと思いました。

 

ライオンとねずみ

 

僕には難しかったのですが、ライオン(強い動物)とネズミ(弱い動物)を対比し、自分の立場や行動を見つめなおすことが大事というのを説いているのはわかりました。

 

うさぎとかめ

 

このお話も超有名ですね。競争相手ではなく、ゴールを見ることが大切というお話です。常識的に考えて、ウサギとカメが競争して、カメが勝つというのは、よっぽどのことだと思います。そのよっぽどのことにウサギに問題があったのだとわかります。

 

目先のことにとらわれるのではなくて、真面目にゴールへ向かって進む方が勝つということで、ウサギとカメのお話はわかりやすかったです。

僕も、自分の特性や特徴をよくわきまえて、寄り道をできるだけせず、努力できそうなことにひたむきに取り組もうと思いました。

 

 

以上、童話の感想を述べました。必要ならば他の童話も読んで、自分なりに考えをまとめてみることで、自分自身の言動を見つめなおすきっかけになればいいかなと思いました。

 

 

なお、この絵本の内容を知っている大人の方は多いと思いますが、読んでない方もいらっしゃるかもしれません。この本単体で買えば安いので(アマゾンや楽天の電子書籍でも読めたような気がします)、ご興味のある方はぜひ読んでみてください。

 

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