プロポーズをして頂き、私はマリッジピンクなふわふわした気持ちで

彼も何だかずっとご機嫌で


さて、次のステップ「ママへの報告」

彼からの挨拶は後日として、先に私一人で報告をしなければ


6年前に大好きなパパが亡くなり

元々、絆が強い家族だったけどママとの絆はさらに強くなり

本当に仲の良い親子だとみんなに言われるのだけど


結婚し、近くに住めるならまだしも

彼の仕事の関係で実家を離れ遠くに暮らすことになる私


喜びながらも、寂しがることが分かっていたので

なかなか言えずにいた


ある日、外にご飯を食べに出る機会があったので


「私、結婚します」


と報告しました。


「良かったね~」と喜んでくれたものの

明らかに寂しがっているのが目に見えるのが少し辛かった


うちの両親は本当に理想の夫婦

私のママは台湾人でパパはママを台湾から遠く離れた日本に嫁に頂いたという

責任感と愛情で本当に本当にママを守り愛していた

亡くなった後に聞いたのだけど結婚生活30年間毎日寝る前にお互い「愛してるよ、今日も有難う」

の言葉を欠かさなかったという

パパとママの私に対する全力の愛情も

全てが理想すぎてそんな夫婦になれる自信もそんな風に愛し合える相手も見つからないんじゃないかと

色んな恋愛をしてきたけど悲しくなることも多かった


でも、彼とならパパとママみたいな夫婦になれるような気がする

守ってもらうだけじゃなく、ママのような妻としての強さを私も持たなければと思う


寂しがる顔を見るのが辛かったけど

何年か先、私が嫁に行って良かったとママが思えるような夫婦になれるといいな❤︎