毒テロ結成→毒テロ解散→毒テロ一日限定復活までのお話 | 毒日記

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毒日記-dt24

改めて書くっつってから時間が無くて一ヶ月以上も経ってしまいました。

すんません。


まず

今まで多くの皆さんに聞かれてきた

解散の理由だが

一言で言うなら


「歯車がズレた」


って事です。


バンドは機械では無いけど、例えるならそーゆー事。

歯車がずれたまま無理して動かしていけば

そのズレはどんどん大きくなって

いずれは壊れるって事です。


2007年の3月に第3期毒テロが終了して

それからしばらくほぼ活動休止状態だったのですが

今思えばあの時点で解散しとけばよかったのかもだけど

無理してバンド存続させて動いてたのでどんどんズレが大きくなっていき

正直やっててあんまり楽しくなかったのです。

最後の方はメンバーのテンションも低かったしね。

そーゆーのって結局お客さんにも伝わるし・・・。


んで色んな事が積み重なって

こりゃもう限界だなと思って解散。


ぶっちゃけ

そんなんだから一部のメンバーとの人間関係は

あまり良好ではありませんでした。


その後、試行錯誤しながら色々とやったりもしながらも

少しづつ引退へと進んできた僕ですが

今年に入って色々あって

ちょっと思うところがあったのです。


毒殺テロリストってのは

元々、究極の遊び心から始まったバンドなのです。

俺と初代ベースのKEN-Chanが一回きりの遊びのつもりで

部屋でゲラゲラ笑いながらMTRで作ったクソくだらない曲で

ライブをやろうってのが始まりでした。

んでファーストライブがいきなりV系イベント。

対バンは9GOATS BLACK OUTのリョウがやってた

D'elsquelってダークなバンドだったし・・・笑

(ちなみにそのバンドのドラムは初期毒テロドラムのShiLo)


そんな悪ふざけから始まったバンドがあれよあれよという間に

CD出したり遠征ライブしたりテレビやらラジオやらメディアに出たり

とか予想外の展開に進んでしまったので

いつの日か

どうせバカやるならとことんやってやろうかって話に。


こんな中学生が作りそうなバカみたいな歌を

いい大人が本気で演奏してるバンドなんて他にいないだろうと。


そんな悪ふざけの究極にせまったのが

第1期毒殺テロリスト。

ちなみにこの場を借りて

今更ながらのとんでもない言い訳を書かせてもらいますが

初期毒殺テロリストの楽曲の大半は

KEN-Chanが作詞作曲しており

1st、2ndアルバムあたりのエグい下ネタの曲は

ほとんどKEN-Chanが書いてます!

俺は唄わさせられてただけです!


って今更言ってもって話だが・・・笑


「関白宣言」とか「ウルトラマ○コメドレー」ももちろん

KEN-Chanの作詞なんだが

あまりに酷過ぎる歌詞だったので

レコーディングの時に僕が戸惑ってたら

KEN-ChanとShiLoに

「まぁ、俺らが唄うワケじゃねぇし(笑)」と

ニヤニヤしながら言われた事を思い出しました・・・。


余談ですが

もっとかわいそうだったのが

「毒殺ダービー」の冒頭部分を喋ってる女子アナの人。

実はあの方は友達なんだけど

当時地元のテレビ局に出てた本物の女子アナの方で

何を喋ってもらうか原稿などは一切見せずに

スタジオに連行して

マイクの前に立った時に初めて原稿を渡したのでした。

もちろん顔面蒼白になってましたが

プロ根性でリハ無し一発で決めてくれたのでした。

しかもノーギャラで。笑。


そんな悪ふざけバンドは

その後メンバーの結婚やら就職やらでメンバーチェンジがあり

男女混成バンドの第2期へ。

第2期はメンバーの特性を生かしてコントとかよくやってましたね。

今でこそそういったバンドは沢山いるけど

あの当時、特に新潟の様な田舎ではそんなバンドはいなかったかもね。


んでリズム隊の女子2名の上京に伴ってメンバーチェンジがあり

鮎と妖一が入って第3期へ。

あの頃もう勢いが凄かったので

彼らはデビューライブからで沢山のお客さんの前で演りましたね。

第3期ってのは毒テロの歴史の中で一番長く演ったメンバーで

一番盛り上がったかもしれません。

そして最も波乱万丈。


そう

毒殺テロリストって

楽しかったんだ。


そりゃ大変な事も色々あったけど

やってて面白かったんだ。


最後はネガティブな気持ちのまま解散してしまったので

毒殺テロリストは嫌な思い出の一つになるところだったのだ。


16年くらいやってきた楽しい思い出を

後半の楽しくなかった数年の為に

嫌な思い出にしてしまっては

今まで一緒に楽しい事をしてきてくれたメンバーや

楽しんでくれたファンの方にも申し訳ないとも思ったし

それは嫌だなぁと、

結局最後はリーダーである俺次第だなと

ある時、気づいたのです。


で、今年の5月に妖一さんが東京に引っ越す事になったので

そのタイミングでメンバーを集めて

もう四の五の言わず僕はメンバーに謝まったのです。

今更誰が悪いとかそんなのどーでもよくて

ただ意地張ってた事に謝った。

皆、わりと唖然としてたけど

今まで言ってなかった事なんかも話して

第3期終了からずっとあったわだかまりみたいのを

全て終わらせました。


ただしその時は仲直りだけだったんだけど

一日限定復活に関しては

今年の9月にとある事がきっかけで

鮎から「毒テロやろう!」と言ってきたのが始まりです。


毒テロを抜けて第3期毒テロを終わらせた張本人から。笑


一度歯車がズレて解散したバンドですが

解体しただけでその部品の一つ一つはまだ使えるので

もう一度組みなおせばいいだけなのです。

ただ部品自体は古くなってますがな。苦笑


既にメンバーは新潟、東京、大阪と離れて暮らしてるので

物理的にもかなり厳しく、各々の仕事の都合もあるので

話し合ったところ気持ち的にはやりたいが

日程的な部分でかなり限定される事になり

実現できるかどうかも難しかったんだけど

各方面に色々協力していただいたところ


燭台(怪)の蜻蛉くんと池袋手刀さんの協力があって

なんとか11月30日に池袋手刀でブチかます事が出来る事になったのです。

感謝!


そんなこんなが

今まで多くの人から質問されてきた

経緯ってやつですかね。


もっと簡潔にまとめようかと思ったのに

気づいたらえらい長文になってました・・・。

読んでくれた人ありがとう、お疲れ様。


あと解散してからファンになってくれた方や

一度でいいから観てみたかったって方、

もう一度観たいって方の声もたまに聞いてきたのですが

今回の一日限定復活ライブの情報は

一人でも多くそういった方に伝えたいです。


毒テロは

「観たい人だけ観ればいい」バンドなのですが

観たい人には

一人でも多くこの情報を伝えたいので

皆さんご協力宜しくお願いしますね。


いやー久しぶりに沢山書いた。

疲れた。

寝る。


■2013/11/30(sat)
■ネオ東京・池袋手刀ドーム http://chop-tokyo.info/
[池袋手刀11周年記念公演最終夜 -ELEVENTEEN-]
■出演:(5マン)
毒殺テロリスト(第3期一日限定復活)
燭台(怪)
MONAURAL CURVE
koldcake
FOXPILL CULT
■オープソ 17:30 / キックオフ 18:00
■adv. \2,500(+1d) / door \2,800(+1d)

[チケット取り扱い/入場順:1→2→3]
1.前売りチケットに記載の番号順(イープラス & 手売り)
2.予約
3.当日
※イープラス: 10/20 12:00~
■購入ページURL(パソコン/スマートフォン/携帯共通)
http://sort.eplus.jp/sys/T1U14P0010843P006001P002111905P0030001


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