・・・②からの続き
会場入りしてリハやって
皆でご飯食べて買い物して会場に戻り
この日の出演者全員集まってのご挨拶。
主催者より1バンドづつ紹介していただき挨拶していったんだけど
俺らの番になった時
メンバーにしかわからないちょっとした事態が発生。
この日のイベントを観に来た人はわかると思うけど
今回のイベントでは転換中に出演バンドの音源がオムニバス形式で流されてました。
事前に主催者からその旨で
曲を送って欲しいと言われてたので
今回特別に秘密の音源を送っていたのです。
その曲は
DOKU-DAMIオリジナル曲「猫人間の館」のデモ音源!
実は、この音源は販売用でも配布用でもなく
あくまでメンバーと関係者用に録った音源で
演奏もほぼ一発録りのラフな物だったんだけど
さすがに「毒ぽぽーん」とか「ドクダミスター」とか送るのもどうかと思ったので
今回のイベントで特別に一般公開という運びになったワケです。
それはいいんだけど
そのミーティング中にそのオムニバス音源がBGMで流れており
俺らが紹介されて挨拶してる時に
まるで狙ったかの様に俺らの曲が「♪にゃーにゃーにゃ、にゃにゃーにゃ~」と
流れてたもんだから
その時ばっかりはDOKU-DAMIメンバー全員
「曲止めてくれねぇかなぁ・・・」
と心の中で思ってました。
ちょっとこっ恥ずかしいもんだね。
で、曲終了と同時にミーティング終了。。。
開場時間も近づいたので
我々も顔の白い妖怪人間に変身しなくてはなりません。
しかし出演者多数で楽屋もそんなに広くない為、
楽屋は順番に譲り合って使わなくてはならないのだが
それにはちょっと時間が厳しい。
ベム・ベラ・ベロみたく感情が昂ぶったら一瞬で変身できればいいのだが
俺らの場合、昂ぶっても一瞬で変化する体の部分は主に一箇所しかないのですが
さて、そこはどこでしょう?
正解者には涼くんのツナギを逆さに被る権利をプレゼント。。。
んで、どーしよっかなーと思ってたら
対バンさんがライブハウスの2階で営業してる
まねきねこ(カラオケ屋)を楽屋代わりに使うという情報をキャッチ!
んじゃあ俺らもそうするか
という事になったが一瞬躊躇。。。
普通のメイクじゃないから、
汚したら大変だろ・・・って事で
くれぐれも注意して使いましょうと約束して
普通の客のフリしてカラオケ店へ。
そして人生初の
カラオケ店で白塗り!
結構広い部屋だったのでゆとりを持って白塗り出来ました
が
あれだけ入店前に再三に渡って注意を促したにも関わらず
この男が
やってくれくました。
カラオケ店の床に豪快にフェイスパウダー(白粉)をブチまけてくれました。。。
あーあーあー・・・。
つー事で皆で急いでウエットティッシュとか使ってお掃除。
なんで俺、Live前にカラオケ屋の床拭いてんだ?
と思いつつ、気づけばあと5分くらいで出なくてはならない!
ならば
「津軽海峡・冬景色 / 石川さゆり」
作詞 阿久悠 作曲 三木たかし
上野発の夜行列車 おりた時から
青森駅は 雪の中
北へ帰る人の群れは 誰も無口で
海鳴りだけを きいている
私もひとり 連絡船に乗り
こごえそうな鴎(かもめ)見つめ
泣いていました
ああ 津軽海峡 冬景色
と、ここまで唄ったところで
インターホンが鳴り
まさかこっちが白塗りしてるなんて思ってもいない店員さんから
延長するか出てくかの確認のお電話がきました。
私はちょっぴり「延長してぇなぁ~」と思ったりもしましたが
顔面白塗りのこもちゃんが
丁寧にインターホンで「今出ます」と対応してました。
そして我々が会計に向かった時の店員さんの顔の引きつり具合は
ハンパなかったです。。。
部屋入ってまるで別人が出てくる様なもんだからね。
そんなカラオケ店のレジカウンター前で
はしゃぐ白塗りの人達。
ちなみに私はアンジェラ・ アキ版の「津軽海峡・冬景色」も好きですね。
つー事で
次回こそは
今度こそは
いよいよ
全世界の涼君ファンのブラザー達が昇天必至の
Live編へつづく・・・。