「横浜家系」
早速行ってみましたよ。
家系総本山の吉村家へ。

んむ、この行列。
さすがは自ら“総本山”と名乗るだけある。
寡黙に行列に並ぶ彼らは少林寺へと向かう修行僧の様にも見えるぜ。
そんな総本山ビギナーの私は、まず外から様子をうかがってみる。
なるほど一旦入口の券売機で食券を買ってから行列に並ぶのだな。
常連のラヲタと思しき三谷幸喜似のサラリーマン風の男にならって私も券売機へ。
食券は人気店によくみられるプラ板のやつで文字は書いてないカラープレート。
さて総本山とやらは一体どんな攻撃を仕掛けてくるのか、緊張しながら寡黙に行列に並んでいると総本山から一人の僧が…つーか店員がやってきて
「ここからここまでの方、食券お見せ下さい」と言うので私を含め6人くらいの男が黙ってプレートを差し出していると、さっと見渡しただけで
「はい、わかりました」との事!
まさに修行僧!
さすがは総本山!
そして暫く待つと先ほどプレートを見せた私を含む集団がいよいよ総本山内へと呼ばれたのだ。
ここでは数名単位でスライド式に入れ替えてる様で一気に数名分の注文を作ってる様だ。
一気に複数を相手にする…
そう、
これはまさに
少林寺木人拳の様ではないか!!
そして総本山に足を踏み入れると中央の道場…じゃなくて厨房には複数の屈強なカンフーマスター…じゃなくて店員が
捻りハチマキで麺と格闘していたのだ!
最近のラーメン店のユニフォームと言えば頭にタオルを巻き黒のオリジナルTシャツといったものがよく見られるのだが
この店では白Tシャツに白エプロンに白パンツと全身白で統一し頭には捻りハチマキ!
まさに道着っつーか
演歌!
そして今度は麺の硬さ等、各々のお好みを聞かれたので
ふざけて
「片目で!」
と答えたら
「はい、硬めで~!」とあっさり返される始末。
流石は総本山!
そしてしばし待つと
ついに総本山の本家本物が登場!

新潟にも家系の店は何軒かあって食べた事あるのだが、本家は初!
いただきます。
美味い!
腹も減ってたし美味い!
しかし
濃い!
流石は総本山の攻撃力!
さすがにスープはあまり飲めずギブアップ…