■SAW2観たよ。
※注意 今回の「編集後記」はSAW2祭りとなります。感想、レビュー、ネタを含め致命的なネタバレ多数につき、まだ観てない人でネタバレはやーん(；´Д`)な人は、「編集後記」丸ごとパスすることを強く、強くおすすめします！
で、観た後にじっくり読んでね(･∀･)
※※※※※ネタバレ注意ネタバレ注意ネタバレ注意※※※※※
■こんなSAW2は嫌だ
エリック、ゲームに勝って息子と無事再会。アマンダは真っ暗なバスタブの中でひたすらエリックを待ち続ける。
「遅いなーまだかなー(´・ω・｀)」
「暗いよー狭いよー怖いよー(´；ω；｀)」
■感想など。
この映画、評価するのが難しい。なぜなら「SAWの続編」と見るか、一個の独立した映画と見るかで評価が大きく変わるからだ。俺なんかは、観てる間かなり沢山の箇所に突っ込み（というかダメ出し）をしつつ鑑賞してたんだけど、最後に「１」のバスルームが登場した瞬間、すべて吹き飛んだ。あの、蛍光灯が順にバチバチバチ・・とついていく瞬間、もう「ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━ｯ!!」てな感じでｗ あのカタルシスを味わえただけで「続編」としての役目は立派に果たしたと思う。
アダムたんがカピカピになってた・・(；´Д`) 彼は一体どのくらいの時間をかけて朽ちていったのだろうか・・それを考えるだけでガク((((ﾟДﾟ；))))ブルものだが。
自分は、映画鑑賞中はあまり深く推理などせずに目の前にあるものをただ楽しむ派だけど、それでも「アマンダは怪しい」という思いと「真犯人はゴードンだろ！？」という思いが半々だった。アマンダが最後ネタばらしした時もまだゴードンが怪しいと思ってたもんｗ あーゴードン出てきて欲しかったなぁ(´・ω・｀) やっぱ死んだんだろうなぁ(´；ω；｀)
あと女刑事もなんとなく怪しいと思ってたりして。ｗ
録画というのもなんとなく気づいてたし。ただやっぱり、結果的にジグソーの「あなたは私と座って話をしてるだけでよい。そうすれば息子は生きて返してやる」という言葉（うろ覚え）は全く正しかった、というオチには衝撃を受けた。伏線の勝利だね。このへんの慎重な伏線の張り具合などは、「ユージュアル・サスペクツ」っぽくて◎。
マッチョがブチキレだした頃からアマンダと息子の生命はかなり危険にさらされている気がする。いくらアマンダが守ってるとは言え、息子はいつでも殺される危険性があった。そういう意味で、これはかなりリスクを背負った「ゲーム」だったんじゃないか？ 仮にアマンダand/or息子が死んだ場合ジグソーはエリックのゲームの内容を変更するつもりだったとしても、息子が生き残ってる方がやりやすいに決まってる。館のゲーム自体、根本から見直しが必要じゃないか？
■こんなSAW2は嫌だ・２
館に閉じ込められた8人。とりあえず目の前にあるドアに鍵を突っ込んでみる。
アマンダ「ダメよその鍵を使っちゃ！」
男（名前失念）「知ったことか！」
男、一応警戒してかがんだ姿勢で鍵を回す。銃発射！！ ・・・だが男はかがんでいたため当たらず、後ろで見守っていた息子に命中！！
アマンダ「・・・・・・・・・・・・・・・ヤベ(ﾟдﾟ；)」
■突っ込みなど。
冒頭のツカミはOK。（カット割りなど、不満は残るものの、十分引き込まれた） ただ、初代ジグソーとエリックのやり取りのパートは綿密な伏線を張っている割に、館の8人のパートがどうにもグダグダなのが納得いかん。各人に用意されたゲームもルールが曖昧で、結局全部見せきれてないし。どうせ息子（とアマンダ）以外は全てエリックのゲームのための駒（前作でアマンダに胃をえぐられた男のように）なんだから、それだったら中途半端なことせずばっさりと切り捨ててもよかったと思う。もしくは人数を減らすか。あれじゃ8人全員に演出の手が回ってないのが見え見えだよ。
伏線と言えば、館の中で出てきた伏線ぽいものは山ほどあるのに（例えばアマンダがソファの下から見つけたロープ）、その大半がちっとも活かされてなかった。使えない伏線なら最初から張るなよ。
結局、あのアクリルの箱に手首突っ込んだねーちゃんのポジションってなんだったんだ？ ちっともストーリーの進行に貢献してない気がするけど。
前作では、アダムとゴードンが曲がりなりにもジグソーの言うこと聞いて、ルールにのっとって「ゲーム」をしていたが、今回の8人、ルール無視しすぎ。特にマッチョ。お前もう少し考えて行動しろｗ
結局マッチョの強引な行動と、すばやいカットの連続で多少お茶を濁されてしまった感は否めない。前作が緻密な密室劇だっただけに、テイストの変化に少しがっかり。
マッチョ、お前ぜってーみんなの番号覚え切れてねーだろｗｗ
ジグソーは「直接手を下さない」のがウリじゃなかったのか？ 最後アマンダ、めちゃめちゃエリック縛り付けて放置してんじゃん。エリックは既にゲームに敗れて「ゲームオーバー」になってるから、っていう見方もできるけど、どうせならゲームオーバーになると同時にエリックも死ぬような仕掛けにしておけばよかったのに。
監督が若いせいもあるだろうが、やっぱり全体的に見て「お金と時間をかけた学生映画」の匂いが漂いっぱなしだった。前作ではそれがいい意味で作品の不気味さに貢献していたけど、今回は必要ないところにお金をかけすぎて逆に安っぽい演出が目立っていた。
■まとめ。
前作と観た人なら、ラスト15分で味わえるカタルシスはかなり快感だったことでしょう。でもそれだけ。一回観ればもういいかもしれない。この映画単体としての評価は、もう少しがんばりましょう(･∀･)
またすっかり長くなってしまったΣ(ﾟДﾟ；) じゃ、またね(･∀･)ﾉｼ
※注意 今回の「編集後記」はSAW2祭りとなります。感想、レビュー、ネタを含め致命的なネタバレ多数につき、まだ観てない人でネタバレはやーん(；´Д`)な人は、「編集後記」丸ごとパスすることを強く、強くおすすめします！
で、観た後にじっくり読んでね(･∀･)
※※※※※ネタバレ注意ネタバレ注意ネタバレ注意※※※※※
■こんなSAW2は嫌だ
エリック、ゲームに勝って息子と無事再会。アマンダは真っ暗なバスタブの中でひたすらエリックを待ち続ける。
「遅いなーまだかなー(´・ω・｀)」
「暗いよー狭いよー怖いよー(´；ω；｀)」
■感想など。
この映画、評価するのが難しい。なぜなら「SAWの続編」と見るか、一個の独立した映画と見るかで評価が大きく変わるからだ。俺なんかは、観てる間かなり沢山の箇所に突っ込み（というかダメ出し）をしつつ鑑賞してたんだけど、最後に「１」のバスルームが登場した瞬間、すべて吹き飛んだ。あの、蛍光灯が順にバチバチバチ・・とついていく瞬間、もう「ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━ｯ!!」てな感じでｗ あのカタルシスを味わえただけで「続編」としての役目は立派に果たしたと思う。
アダムたんがカピカピになってた・・(；´Д`) 彼は一体どのくらいの時間をかけて朽ちていったのだろうか・・それを考えるだけでガク((((ﾟДﾟ；))))ブルものだが。
自分は、映画鑑賞中はあまり深く推理などせずに目の前にあるものをただ楽しむ派だけど、それでも「アマンダは怪しい」という思いと「真犯人はゴードンだろ！？」という思いが半々だった。アマンダが最後ネタばらしした時もまだゴードンが怪しいと思ってたもんｗ あーゴードン出てきて欲しかったなぁ(´・ω・｀) やっぱ死んだんだろうなぁ(´；ω；｀)
あと女刑事もなんとなく怪しいと思ってたりして。ｗ
録画というのもなんとなく気づいてたし。ただやっぱり、結果的にジグソーの「あなたは私と座って話をしてるだけでよい。そうすれば息子は生きて返してやる」という言葉（うろ覚え）は全く正しかった、というオチには衝撃を受けた。伏線の勝利だね。このへんの慎重な伏線の張り具合などは、「ユージュアル・サスペクツ」っぽくて◎。
マッチョがブチキレだした頃からアマンダと息子の生命はかなり危険にさらされている気がする。いくらアマンダが守ってるとは言え、息子はいつでも殺される危険性があった。そういう意味で、これはかなりリスクを背負った「ゲーム」だったんじゃないか？ 仮にアマンダand/or息子が死んだ場合ジグソーはエリックのゲームの内容を変更するつもりだったとしても、息子が生き残ってる方がやりやすいに決まってる。館のゲーム自体、根本から見直しが必要じゃないか？
■こんなSAW2は嫌だ・２
館に閉じ込められた8人。とりあえず目の前にあるドアに鍵を突っ込んでみる。
アマンダ「ダメよその鍵を使っちゃ！」
男（名前失念）「知ったことか！」
男、一応警戒してかがんだ姿勢で鍵を回す。銃発射！！ ・・・だが男はかがんでいたため当たらず、後ろで見守っていた息子に命中！！
アマンダ「・・・・・・・・・・・・・・・ヤベ(ﾟдﾟ；)」
■突っ込みなど。
冒頭のツカミはOK。（カット割りなど、不満は残るものの、十分引き込まれた） ただ、初代ジグソーとエリックのやり取りのパートは綿密な伏線を張っている割に、館の8人のパートがどうにもグダグダなのが納得いかん。各人に用意されたゲームもルールが曖昧で、結局全部見せきれてないし。どうせ息子（とアマンダ）以外は全てエリックのゲームのための駒（前作でアマンダに胃をえぐられた男のように）なんだから、それだったら中途半端なことせずばっさりと切り捨ててもよかったと思う。もしくは人数を減らすか。あれじゃ8人全員に演出の手が回ってないのが見え見えだよ。
伏線と言えば、館の中で出てきた伏線ぽいものは山ほどあるのに（例えばアマンダがソファの下から見つけたロープ）、その大半がちっとも活かされてなかった。使えない伏線なら最初から張るなよ。
結局、あのアクリルの箱に手首突っ込んだねーちゃんのポジションってなんだったんだ？ ちっともストーリーの進行に貢献してない気がするけど。
前作では、アダムとゴードンが曲がりなりにもジグソーの言うこと聞いて、ルールにのっとって「ゲーム」をしていたが、今回の8人、ルール無視しすぎ。特にマッチョ。お前もう少し考えて行動しろｗ
結局マッチョの強引な行動と、すばやいカットの連続で多少お茶を濁されてしまった感は否めない。前作が緻密な密室劇だっただけに、テイストの変化に少しがっかり。
マッチョ、お前ぜってーみんなの番号覚え切れてねーだろｗｗ
ジグソーは「直接手を下さない」のがウリじゃなかったのか？ 最後アマンダ、めちゃめちゃエリック縛り付けて放置してんじゃん。エリックは既にゲームに敗れて「ゲームオーバー」になってるから、っていう見方もできるけど、どうせならゲームオーバーになると同時にエリックも死ぬような仕掛けにしておけばよかったのに。
監督が若いせいもあるだろうが、やっぱり全体的に見て「お金と時間をかけた学生映画」の匂いが漂いっぱなしだった。前作ではそれがいい意味で作品の不気味さに貢献していたけど、今回は必要ないところにお金をかけすぎて逆に安っぽい演出が目立っていた。
■まとめ。
前作と観た人なら、ラスト15分で味わえるカタルシスはかなり快感だったことでしょう。でもそれだけ。一回観ればもういいかもしれない。この映画単体としての評価は、もう少しがんばりましょう(･∀･)
またすっかり長くなってしまったΣ(ﾟДﾟ；) じゃ、またね(･∀･)ﾉｼ