ジャックポット
(New Orleans - Reuters)猛威を振るったハリケーン・カトリーナの被害者である女性が、わずか4.25ドル(約470円)の掛け金で160万ドル(1億7600万円)の大当たりを手に入れた。

場所はルイジアナにあるカジノのジャックポット、彼女はショッピングセンター「ウォル・マート」へ向かう途中に休憩がてらスロットに挑戦したという。

幸運の女神に微笑まれた女性、ジャクリン・シャーマンさん(57)は元図書館司書で、その運命をハリケーンによって大きく変えられた人の一人でもある。

「私はカジノが大好きなんです。スロットに挑戦してるととても落ち着くんです。勝つことは好きですが…こんなに大きな勝ちを想像したことはありませんでしたね」

シャーマンさんがカジノに挑戦したのは、妹の家があるオペローサスという町だった。ここは、ハリケーン・カトリーナ、そしてハリケーン・リタの被災者のシェルターが立ち並ぶところでもある。

シャーマンさんは、災害後はずっと妹の家の床で寝泊りしていたという。だが今回のお金を使って、郷里ニュー・オーリンズに住みよい家を見つける決心をしたという。

ウォル・マートのことを聞かれると、彼女は「まだ着いてないのよ」と笑った。

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短期間に2度も人生の転機に恵まれた女性。いつか両方の出来事を笑って話せるようになってほしいものです。んで、ウォル・マートには早めに行ってください。