ミス・チベット
第4回ミス・チベット決定戦が先日開催されたが、見事優勝した女性がティアラを頭に飾ることは無かった。…なぜなら彼女以外の候補者は全員棄権してしまったからだ。

一人を除いて全員がその場を去ってしまった時、会場は混乱に包まれた。そこでようやく、主催者は仏教徒による強い反発の中でこのような大会を催すことがいかに難しいか思い知ったという。

「美」を争うために候補者が水着姿で大衆の前に姿を出すことは文化に反する、と多くの人が考えたようだ。

だが主催者の一人であるワンギャルさんは大会主催を強く主張し、いずれはチベットでもこのようなイベントが受け入れられるようになるだろう、としていた。

「チベットの保守派グループは、じきに伝統という名の足かせを離れ、自由な思想で物事を受け入れるようになるはずです」

彼はまた、チベット解放運動の巣であるインドのダラムサーラでもうすぐ総合大会が開かれるが、それまで彼女の名は「孤高の挑戦者」として残される予定だと語った。

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敬虔な信者が多いんでしょうね、やっぱり。にしてもこの女性、晒し者にされてるようでちょっぴり可哀相・・・