(Beijing - Reuters)北京の全ての公衆便所において、2つ（匹）以上のハエ、ゴミが存在してはいけない―。そんな条例が定められた。
これは西城区の議会で決められ、400人の「掃除人」たちが「北京史上初の公衆便所管理義務」の名の元に召集された。
中国の首都である北京の公衆便所は汚いことで有名で、水が流れなかったり、紙がなかったり、そもそも水洗式ではないものがほとんど。
だが2008年のオリンピック開催を期に「清潔なトイレ溢れる町」への改造に向けて議員たちはやる気満々だという。
「これにより北京市のイメージが改善されるのを願っています」 西城区の職員の一人はこう語った。
7月に入り、議会は「これまでで最大のトイレ革命」を起こすと誓約。9月6日までに、実に1,100もの公衆便所がアップグレードされたと地元紙が報じた。
これから新設されるトイレに関しては「スター･システム」を採用するとのことで、4つ星を最高点として使いやすさ・清潔さを基準にランク付けが行われる。
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中国行った人はみんなこれ言いますね。「トイレが汚かった」って。確かにオリンピックは世界の祭典ですから、いらぬ国際紛争を避けるためにもトイレは清潔が一番かと。