中3長男
言語理解 知覚推理 平均以上
ワーキングメモリー 平均
処理速度 平均以下
凸凹32

視覚優位
グレーゾーン
軽度発達性強調運動障害


WISC検査を受けるきっかけ




私が積極的に何度も動かなければ、検査を受けるまでには至らなかったと思います。




健診に引っかかることもなし。


幼稚園時代、スクールカウンセラーさんにも担任の先生にも相談したけど、問題ないと言われ続ける。




長男は時々ぼっーとしたり、周りよりワンテンポ動きが遅れたりはありますが、授業中に立ち歩くとか、他害があるわけではなかったので、悪く言えばスルーされてしまう子。



本人はポジティブな性格もあって困り感はないそう。

出来ているか出来ていないかはまた別問題泣き笑い





発達検査を受けることに関して


義母は

〇〇(長男)は賢いよ。
そんなの男の子だったら、そういう子もいるわよ。
男の子はみんな片付けなんて出来ないよ。
〇〇(旦那)なんてもっとひどかったわよ。
発達障害とかじゃないわよ。



反対していました。

今も長男の凸凹は認めていません。





一方実母は


​なにかあるかもしれないわね。
新生児の時に自分の足で床蹴って動く子なんて見たことなかったわ!!
小さい頃から興奮したら寝なかったしね。



と言っていました。





長男は発達障害かもしれない、大丈夫かもしれないというモヤモヤした気持ちを持ったまま子育てしていくのは、余計に焦り、イライラし、出来ない長男を受け入れられず、暴言を吐く。

長男を私の枠に入れようと誘導し、出来たら安心する。

出来なければ、落ち込み、焦り、悩む。



という負のループが続いていたので、それを抜ける為にも必要でした。





受けて結果を見たら、長男の困り感がそのまま書かれている



正に!これよ!!!



まるで長男の生まれてから今までをずっと見てきたかのような内容が記載されていました。




受けて良かったのは、何よりも長男自身を、そして、長男の凸凹を受け入れられたことです。




例えば、


板書が出来ていないことに関しては


検査前

どうして書かないんだムキーぼっーとしているからでしょムキームキーとイライラしていました。


検査後

苦手なんだから、仕方ない。

板書は全部しなくてもいいから先生の話をしっかりと聞くこと、黒板をしっかり見ること!!と言ってあげられるようになりました。




漢字の宿題でグズグス文句を言う時


検査前

書くだけでしょ。頑張りなさいよ!みんなもやってるんだから!そんなにグズグス言うなら、やらないまま提出するの!?ムキーとどんどん追い詰める発言をしていました。



検査後

先生とも検査結果を共有し、長男のみ漢字の書く量を減らしてもらえるか相談をしました。



ノート一面に同じ漢字を書くのではなく、例文を書くことでマス目を埋めるように変更してもらいました。



他の生徒さんより、漢字の書く量を減らしてもらうかわり、こちらのおぼえるカードを毎日やるようにしました。


唱えながら漢字を頭でイメージして組み立てられるので書くのが苦手な子にオススメです指差し




運動会のダンスや踊りの練習


検査前

集団での練習についていけなくなる。

出来なくなってどうしようもなくなってから長男が親に言う、あるいは先生から電話がある。

そして、そこから親も覚えフォローをして、なんとか運動会までに間に合わせてきました。



検査後

視覚優位なので、集団での口頭指示は入りにくい為、長男には、先生方同士で使う指導用の紙(絵で動きが書かれたもの)をいただけるようになりました。

そうすることで、体育授業の集団練習でもついていけるように、そして、先生方も長男を気にかけていただけるようになりました。




検査を受けたことで学校側にもフォローを依頼しやすくなりました。

そして、親が長男に怒ること格段に減りました。




中学三年間部活動を続けられたのも、顧問の先生に長男の特性をお伝えして、理解していただいていたからだと思います。

そうでなければ、やる気のない子と認定されて怒られることが増えて、結果続けられなかったと思います。





中学三年生となった今もいろいろやらかしてくれますが爆笑その時イラッ💢とはもちろんしてしまうのですが、検査前よりは許容できるというのか、仕方ないなぁと受け入れられる面は大きいと思います。



漢字が苦手な長男に買ったもの