【説明】

中東で、アフリカで、CIAは大規模な暗殺任務に、ペンタゴンはスパイ活動に手を染めていたーピュリッツァー賞受賞記者が、世界規模で進行する「影の戦争」の最深部に迫る。「ニューヨーク・タイムズ」ベストセラー&「ワシントン・ポスト」年間ベストブック選出。

 

【読後感】 3★★★

ビンラディン殺害場面は読み応えあるが、それ以外はペンタゴンとCIA の政争の下りが多く、やや退屈な内容。但し、解説にあったパキスタン人の医師を諜報員として使った活動がその肝にあるというのは、この書以外ではあまり語られていない内容だったよう。その意味では、ジャーナリストの魂が入った内容と言える。