朝井リョウ著、幻冬舎。

 

生きづらい苦しい日々を生きている人の、6つの物語。

どれもこれもが、ずっしりと体に残るボディーブローのように読み手の心に効いてきます。

でもそれこそが気持ちいいのだといったら、ちょっとおかしいでしょうか?

大人になって、色々なことがあると、人生の苦さを書いたこの作品群に共感しちゃうんですよね。

そう、きっとこれは人生に疲れた現代の大人の為に書かれた一冊だと思うのです。

朝井リョウさんらしく、しっかりと現代ならではの物語が語られています。でも、時代を超えて普遍的なテーマも取り扱っている。

 

この本はもっともっと評判が高くあるべきだ、そう思えるほど非常に素晴らしい短編集でした。(私の好みに、どストライクだったというのもありますが。)