こんにちは(こんばんは)、「読学者」です。

 

今回、ご紹介したい本は、著者:「本田直之」さんの書籍「レバレッジ・シンキング」です。

 

 

本田直之さんは、一年の半分以上を「ハワイ」で過ごし、好きな場所でビジネスをする「ノマドスタイル」を確立されています。

そのスタイルを確立・維持させている考え方、「レバレッジ・シンキング」を詳細に書かれているのが、今回の書籍です。

 

■目次

└■仕事のために”雑学”を極める

└■より深く、より広く学ぶ

└■読んで気づいたこと

 

※本書においての「レバレッジ」とは、「テコの原理のように少ない労力と時間で大きな成果を獲得する」という意味。

 

■仕事のための“雑学”を極める

 

読んでいて一番に思ったことは「知識の応用と引用量がすごい!」でした!

本田さんが参考にしている書籍の引用がたくさん入っていて、その中から重要な一文を紹介してくれています。

また、本田さんが仕事に活かしている知識の分野は多岐に広がっています。

 

紹介されているだけで

○「スポーツ分野」

 ・トレーニング ・ルーチン ・条件反射 ・記録 ・目標設定

○「脳科学分野」

 ・睡眠 ・記憶 ・無意識化 ・考え方 ・習慣

○「経営分野」

 ・戦略 ・数値化 ・時間 ・スケジューリング ・労力 ・効率

○「投資」(自己投資)

 ・レバレッジ ・不労所得 ・資産 ・天引き

の「4分野」もあります。

 

「雑学」とは、いっけんすると仕事に関係ないのでは?と思える知識のことです。

わたしも、紹介されている知識のなかで、仕事に関する知識は「経営分野」だけじゃないかと考えていました。

しかし、本書につまりにつまっている「雑学」は、ぜったいに仕事にメリットがうまれるのが解るものばかりです。

「一流を極めるのは、多芸を極めるのと同じ」といった名言がありましたが、本田直之さんはまさに「多芸を極める」をされている人だと解りました。

 

■より深く、より広く

 

仕事をより良く進めていくためにはあらゆる「ノウハウ」や「スキル」があります。

「パソコン術」や「メモ」、「交渉術」とこまごましています。

本田さんはそれよりもレベルが上の「シンキング(普段の考え方)」を推奨しています。

「スキル」や「ノウハウ」はすぐに使える物で「作業処理」に便利ですが、長期的な「自分の成長」を見ると変化がありません。

仕事での成長として「サラリーマン」から独立して「起業家」に成長することを視野にいれることも考えるといいそうです。

それらを実現させるためにも「シンキング(考え方)」が必要です。

独立しても通用する力を持つ時点で、社内においても相応の地位に就くことが出来ます。

仕事という一点を極めるために、他分野のあらゆる知識も使っていきましょう!

自分の可能性を引き出すきっかけになる一冊です。

 

■読んで気づいた事

「一流は多芸を極める」