暖かな春らしい天気です。
今月の読演も明日3月10日からスタートです。久しぶりに江戸時代をやります。
山本周五郎 作「春 三たび」という作品です。
下級武士のもとに嫁いだ十七歳の伊緒。一月も経たぬうちに夫は戦場へ向かうこととなる。残された伊緒は、老いた姑と病身の義弟と共に、家を守ることに必死の毎日を送っている。夫は遠く天草の地、聞こえてくる戦況もはかばかしくはない。夫の無事を祈るより、生死にかかわらず武功を願う。家名を守るため、伊緒の奮闘が続く。ふた月経って、めでたく戦も終わった。ところが・・・・!!
周五郎先生の「日本婦道記」という全集の中からの一作。感動必至の物語です。
ぜひ、皆さま会場にお越しくだされば、と願っております。