すごい風が吹いております。
事務所の窓を開けたら、大変な勢いで、原稿が散らばってしまいました。
さて、10/10・20の読演は、夏目漱石作「文鳥」という作品です。
ひょんなことから、飼うことになった一羽の文鳥。世話をすることになった「自分」は、まずはこの小さな生き物の観察から始めます。その細やかな観察が面白い。そして餌遣りから水替えまで、日常的な世話が結構楽し気にすすめられます。ところが、ある日・・・!
小鳥を飼ったことのある方には、たまらない描写が続きます。生あるものについての、漱石の想いが綴られた作品です。是非、一度足をお運びいただけますように・・・。