昨日、27日に読演の勉強会をやりました。参加者は、5名。初心者から十年以上の経験者まで・・。
まずは、身体をほぐして、顔の筋肉もほぐしながら、呼吸の確認。心と身体のウォーミングアップといったところ・・。昔は、「暖機運転」なんて言ってたな・・・。ま、心と身体を暖める、もしくは、目覚めさせるって、感じでしょうか。それから、掌サイズの短篇を題材に、言葉を確認しながら、一人ずつ読んでみる。
一番目、O嬢。強い声・キャパシティーの広い声が出ないのが、悩み。どうしても、読むという意識から発展しない。要は、話せばいい。文章を目でとらえながら、話せばいい。話す以上相手がいるわけで、それも、創ればいい、目の前に好意的な相手、批判的な相手、愛する人、苦手な男・・・など。その相手に話せばいい。伝えたいことを明確にして・・・。
その後、M氏。イントネーションやアクセントが、頭では理解しているが、なかなか修正できないのが悩み。頭で理解しない。というか、理解したつもりでいても、分かりにくいのがそれです。つまり、考えるのでなく、耳でしっかりと掴まえるってことかな。繰り返し、真似ることかも。吐く息を、咽喉でコントロールしようとする。これダメ。腹式呼吸をお勧めします。寝ころんだ状態で、センテンスを暗唱してもらう。息をつないだまま・・・。お腹で息を押し出す要領。
一人あけて、久しぶりの参加のI氏。やはり、何か不安な印象を与えるような声が・・・、悩み。文章に向き合う姿勢に問題あり・・・、かな。与えられた役どころや、目の前のその文章や、言葉を、信用してしっかり向き合うことかな。大事に一音を、発語してみること。無心に。ただ言葉を前へ。・・・難しいけどね。と、今はここまで・・・。