フラッシュライトを導入した1月14日(土)の少人数制レッスンで行った内容は以下。
・横受け身
・後ろ受け身柔術立ち
・寝技の体捌き
「エビ」「逆エビ」「オープンガード(猪木アリ状態)での敵の動向への対処」
・寝技
下(クローズドガード)からの腕ひしぎ十字固め
・打撃と立ち技
打撃型「ゼンブノセ」
打撃からの投げ技「突っ張り、前蹴り甲、裏蹴り、下段蹴り、肘打撃、膝蹴り、ウィールフロウ」(ミット打ち)
打撃からの絞め技「突っ張り、前蹴り甲、裏蹴り、下段蹴り、肘打撃、膝蹴り、ギロチンチョーク」(ミット打ち)
打撃からの混合技「突っ張り、前蹴り甲、裏蹴り、下段蹴り、肘打撃、膝蹴り、ギロチンチョーク、ウィールフロウ」(ミット打ち)
・防御と立ち技
「十字受け」
十字受けからの投げ技「十字受け、肘打撃、膝蹴り、ウィールフロウ」
以下、小型武器術「フラッシュライト」
・ライト携行時の構え
・ライトでの四連打撃(ミット打ち)
・ライトでの正面打撃(ミット打ち)
・ライトを持つ手を掴まれた場合の離脱
・ライトでの戦闘、対ナイフで
「顔面照射、裏蹴りでのディスアーム、正面打撃、膝蹴り、ライトでチキンウイングアームロック、脚でのウィールフロウ」
等。
今回はあえて体力錬成、身体練りは行わず一つ一つの型の「術理」と技の練りをじっくりと行った。
特にウィールフロウでは大変苦労されており、自分から打撃から仕掛けていくウィールフロウと、防御してからのウィールフロウをあえて逆にしていたので更に難しく感じられていたようです。
一番難しく感じられていたように思ったのは
ウィールフロウ時の転換とそしてその後の股関節をガッツリ開いて腰を落とす硝子狼特有の「蟹の体制」への移行とキワ。
この開きと落としの蟹の体制は、もちろんビタリと止める武道的な「残心」の意味合いもあるが、やはり一番は「倒した跡も体制を低く倒れた相手に合わせ制し続ける事」と「倒した勢いや相手の体重に持っていかれて自分の体制が崩れるのを防ぐ」意味合いがある。
転換で歩きすぎたり、蟹の腰を落とし忘れたりと中々苦労されていますがそれで良いです。悩んで悩んで反復して苦労して覚えた技は一生忘れません。
レッスン後半は武器術を行う事が多いが、今回は硝子狼では初となる「フラッシュライト」の稽古を。
照射による効果に期待をしすぎず、あくまでクボタン的に打撃と組技を織り混ぜての使用です。
どちらかと言えば「暗い場所での戦闘」を意識していただく為の稽古。
「せっかく暗くするなら蟹をやりたかった」と何の脈絡もなくRei女史は仰られていたが、それはご自分で夜の公園で行って貰う感じでいいだろう。