薔薇薔薇新年初稽古 | 「やさしい武術指導Glasswolf」講師、京呉のdarkside blog

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1月7日(土)は硝子狼少人数制レッスンの稽古初めとなった。

とあるバンギャの方から頂いたヴィジュアル系バンド「えんそく」のCDをBGMとしながら行った稽古内容は以下。


・体裁き
「入身甲と入身乙」「転換」「転換入身」

・受け身
「横受け身と後ろ受け身柔術立ち」

・打撃と打撃からの型

突っ張り1-2からの前蹴り・甲

突っ張り1-2からの下段蹴り

突っ張り1-2を入り身で避けられた場合の追撃の鉄槌

追撃の鉄槌からのショルダーロック、膝での当て身と「ウィールフロウ」

・防御と防御からの型

手刀受けと「髪をかきあげる肘」での防御

手刀受けからの鉄槌での反撃とショルダーロック、膝での当て身、ウィールフロウ

・体力錬成

突っ張り連打、前蹴り連打、ダッシュのサーキット

「扶据」からの抜刀(トレーニングナイフと手鞘)

以下、十手術

・十手の構え「正眼」

・十手での打撃
「フォア」「バック」
「自衛隊小銃技術・正面打撃」

・十手での型

短刀刺突への迎撃
十手を使用したディスアームと十手を使用した十字投げ

短刀刺突への迎撃
十手での短刀打ち落としと小手返し

・十手を使用した体力錬成
「蟹同心」

等を行った。

約、二週間ぶりの「硝子狼」としての稽古である。

私がかつて裏千家茶道を学んでいた時の先生も仰られていたが、「先生ですら、一週間お稽古しなければ忘れてしまう」と言われていた通り、やはり二週間ぶりのこの少人数集中稽古は「ノリ」を思いだし思いだし行ったが、普段の仁武堂では無く提携のスタジオでの練習だったこともありほどよい講師参加者共に良い緊張感を持って行えた。


今回は新たに「十手」を稽古に導入した。
前々から構想を練っており、年末の秋葉原某所にて仕入れた物である。

私自身、歴史に明るい方ではないが、
かつての「岡っ引き」という存在は、元犯罪者からも採用されたりしていたと聞き、
「人の再生」「人生の再生」を表したひとつの形にも見えるこの武器を
「何かいいな」と採り入れました。

この一見小ぶりな十手ですが実はかなりの重量があり、ミット打ちを繰り返す事で腕に負荷を与える意外な付帯効果も散見され、Rei女史は早速「腕に来る」と仰られていたが、この十手での稽古は複雑な関節技だけではなくシンプルにフィジカルトレーニングとしても無手戦闘との互換性があるかもしれない。
と、言うわけで「蟹同心」なのである。

実はこの次の日にもRei女史は追い込みを味わう事になるのであるが、それは次の記事で記そう。



無事に稽古納めを終えましたが、
硝子狼少人数制レッスンではまだ参加希望者を受け付けております。
とにかく「一人一人が集中出来る事」を前提にしての試みの毎週土曜日のレッスンです。今現在、人数、稽古場などかなり良い環境が揃っています。

このレッスンは私自身の心の稽古でもありますが、共に成長していける方とのご縁ある出会いを今年も楽しみにしております。

dororono-nouzui@docomo.ne.jp

硝子狼代表取締役 keigo