こんにちは。


中度知的障害のある妹のことが嫌いなきょうだい児毒姉です。


みなさん五月病にはなっていませんか?


私は五月病ですね。毎日体がだるい!


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さて、dmにて相談をいただいたものがあるので、こちらでも少し書いてみようかと思います。


詳しいことは省きますが、A さん(仮名)からいただいたのは


結婚したい彼(Bくん)がきょうだい児である。彼の母もやや毒親のような感じがする。

このまま結婚するのは不安で、別れたが、まだやっぱり彼のことが好き。

どうしたら良いか。


というような内容です。dmでもすでにやり取りをしているので、そこと重なる部分もある。


あと、書き足りなかったことも書いていく。長くなるかも。(ノープラン)


まず、私はなんの責任も持たないそこら辺に転がっている石と同じ立場であることは、はっきりさせておきたい。


よそ様の人生をコントロールするようなことは決してしたくない。


という前置きを大きな声で宣言しておく。


その上で。


AさんはBさん親子と関わらなければいいと思う。


ただ、『関わりたくないけど、結婚式は親も呼んで派手にやりたい」みたいな矛盾したことは現実的ではない。


私は、田舎者なので、両家の親戚を呼ばねばならず、妹も参列した。(過去記事にあるが、とても嫌だった。)


彼の家族と関わりたくないのであれば、友人だけを呼んだパーティーにした方が彼への心象も良いだろう。


そして、Aさんはお子さんを希望している。


そこでBくんの姉が知的障害者であることが引っかかる。


遺伝的なものではなさそうだが、将来、自分の子供に障害があったら?私が障害児の親になったら?


という不安。


はっきり言って、自分の子どもが障害児になることが不安なら産むのをやめることだけが唯一の回避方法である。


これは、きょうだい児であるとかないとか関係ない。


世の中のほとんどの親が「まさか自分の子が障害児だなんて」「私は障害児の親になるなんて」と思っている。


ただ、私の親もそうだが、「産んだら育てるしかない」のが現実。


知的障害の場合、生まれてすぐにわかるわけでもない。


育てていくうちに「おや?」と思うのだ。


Aさんのお子さんに障害があった場合、私はいくつかの道があると思っている。


出生前診断をした上で障害児だった場合



可愛がって育てる。


仕方なく育てる。


施設に入れる(空きがないと言われている)困ったら18歳までに児相に預けよう!


夫に押し付けて離婚する。


というような道。実際に障害児親は離婚率が高い。ほとんどの場合、母親が引き取っているが。


押し付ける、というと悪いことみたいか。預けて。かな。別に母親が子供を見なきゃいけないなんてきまりはないからね。



上記は例えば、の例である。他にも道はいくらだってあるだろう。


ただね。


「彼がきょうだい児だから将来自分の子どもが障害児になるのではないか」


という不安1点だけでBくんとの結婚をやめて、違う男性(Cくん)と結婚し、子どもが生まれたとしよう。


その子のもし障害があったら?


「こんなことならBくんと結婚しておけばよかった!」


ってならない?


と私は思う。


何度も念押しして申し訳ないが、近しい親族に障害者がいなくても、自分の子どもが障害児っていう人はごまんといる。


むしろ、そのパターンがほとんどだ。


それに、出産時の事故で赤ちゃんが障害を持つ可能性だってゼロではない。


その時に「Bくんとの子ならこうはならなかったかも」と思わないか、ということだ。


もちろんその逆もある。


「Bくんと結婚したせいでこんなことになった!」


と思うなら、もう全体的に他責傾向なので、出産しないことをお勧めする。自分の遺伝子にも原因があるかもしれないからね。


絶対に障害のある子を持ちたくない、でも、子供は欲しい。のであれば障害がないとわかる年齢(7歳)以上のお子さんの里親なって可愛がりましょう。これらも簡単なことではないけれど。「先天性の知的障害のない子を育てたい」と言う希望は叶えられる。途中、事故や病気で子に障害が残ったら、まぁどうするんでしょうか。


人を産み育てるって、メモ帳買うのとは違うからなぁ。難しい。


だから「この人との子なら産みたい!この人とならどんな子でも育てられる!」みたいな気持ちの時に結婚するといいかもしれない。


もちろん無責任に発言している。


お気づきかもしれないが、明確な答えなんて言うものはない。


つまり、Aさんが自分の人生において何が大事なのか。をよく考えてみると良いのかなと思う。


・Bくんとの結婚


・障害者と義理とはいえ家族になることの回避(これはきょうだい児との結婚をやめれば回避できる)


・将来、障害児の親にならないこと(これは誰と結婚しても絶対にゼロにはならない)


今の時点での優先順位は何なのか。もちろん、その順位がそのうち入れ替わるかもしれない。


それが人生なので。(急に壮大)


以上、Aさんの決断に私は何の責任も持ちません。と言うことを再度宣言して今日は終わります。