こんばんは。


中度知的障害者の妹のことが嫌いなきょうだい児毒姉です。


毎度毎度ご無沙汰しております。


私が更新しない間も過去の記事にいいねやコメントを下さってありがとうございます。


春ですねー!


春はなんとなくソワソワしますね。


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きょうだい児のみなさんはご自身のご実家とどのような関係だろうか。


遠方に住んでいる。


まだ学生だから一緒に住んでいる。


近居。


絶縁。


ご両親の他界。


私の実家は、近所ではないが、会おうと思えばすぐに会える距離にある。


それがいいのか悪いのかわからない。


し、良し悪しがわかったところでどうしようもない。


距離は関係なく、極力実家には行かないようにしている。


疲れるから。


私は両親のことは好き。


だから、子どもたちの日常の写真を送ることがある。


母に送る。


父にも送る。


そして仕方なく実家に足を運ぶと、なぜか妹から「この時の写真かわいいね」


と妹のスマホに保存された私の子どもを見せられる。


お前には送っていない。


今すぐに消せ。


と言いたい。


しかし、言えない。母が悲しむから。


私は母のことが好きだから、母が悲しむことはしたくないと思ってしまう。


でも、それにも疲れてきていることに気づいた。


妹に会うと体調がものすごく悪くなる。


妹の地雷を踏まないように変に気を使うから。


妹を嫌う自分のことも嫌いになるから。


子どもが妹の地雷を踏み抜かないように見張らないといけないから。


とにかく気が休まるタイミングがなく、ものすごく疲れる。


そして、こんなに疲れていても、母には選ばれないという事実。


絶対に母は妹を選ぶ。


「あなたは自立してるから」


「あなたは帰る場所があるから」


「妹はここにいるしかないから」


というのが伝わってくるのが辛い。


なぜきょうだい児は選ばれないのか。


「障がい児ちゃんは1人で生きていけないけれど、あなたは大丈夫だから」


って、励ましているようで、とても残酷。


「なぜ障がい児が親から選ばれ、きょうだい児は選ばれないのか」


という疑問を障がい児ときょうだい児を育てる親御さんにぜひ問いかけたい。


きょうだい児自身が


子どもでも大人でも、未婚でも既婚でも、子どもがいてもいなくても


親の子である事実は変わらないのに、子供の頃からずっと選ばれない。


映画を友達と見にいく時だって、


わたしの母が連れて行ってくれたことはない。


友達の親が連れて行ってくれる私を見送る母。


母の横には妹。


母は出かける私を見てどう思っていたのだろう。


さみしい思いさせたなと思っていたのか、手が離れていくなぁと思っていたのか。


私はずっと、ずっと選ばれたかったのだと、ごく最近気づいた。


え?それは私の被害妄想?


そうかもね!!!!!!!




おしまい!