こんばんは。


中度知的障害のある妹のことが嫌いなきょうだい児毒姉です。


過去の記事にコメントくださる方もいらっしゃいます。ありがとうございます。


また役員の仕事が立て続けにあるので、今のうちに前回書こうとしていると言ったことを書きたい。

最近、実家にはほとんど行っていない。

それは、妹に会いたくないから、というのは大前提として常にあること。

それにプラスして、最近は母と折り合いが悪い。

折り合いが悪いと言うよりも、母がとても愚痴っぽくなった。


理由は一つ。


同居の祖母(父の母)の介護が始まったから。


またこの祖母がはっきり言ってめんどくさい。


悪い人ではないのだが、同じ話を繰り返す。認知症ではなく、昔からそう。


今回介護が始まったのも、祖母が脚を骨折したから。

そのせいで1人で出掛けられず、どこへ行くにも母が連れて行く。


行く先々で祖母はいかに骨折が痛かったか、それでもここまで良くなった。こうして出掛けられるのも母のおかげ。


と言う話を骨折してからの半年以上、ずーっと話しまくっているらしい。


…はっきり言って、容易に想像できる。


そういう人なのだ。ここではそれに対する思いは割愛する。


それを横でずーっと聞かされている母は本当に嫌気がさしている。


いつだったか、そんな話を聞いた。

それは、大変ですね、と素直に思った。

母には夢があった。

夢というと大袈裟だが、『働きに出たい』と思っていた。

もともとパートで働いていたが、妹の送迎という名の介護のために介護離職した。

そして、この度、父が定年を迎え、アルバイト生活になった。


だから、父が休みの日は働きに出ようと思っていた。


そんなタイミングで祖母の介護。この状態では面接に行くのすら難しい。


これから自分のために時間を使おうとしていた計画が崩れて、母は残念だと思う。

娘の介護をしていた自分のささやかな夢が叶えられなくなったのだから。

だから、悔しいというか、ストレスもあるだろうなとは思う。

母に同情(という言葉がいいか分からないが)する。

でもね、同時に『だから妹が18になったら施設に入れておけばよかったのに。』

と思ってしまう私がいる。

『親が見れるうちは見る』なんて、責任感があるようなことを言ってるけど、私から言わせれば共依存だ。


もっと言うなら、さっさと親から離さないのは責任ではなく、きょうだい児問題を先延ばししただけの無責任。


この状態になっても、母はまだそのことに気づいていない。


大好きな母だからこそ、早く現実を見てほしい。


でも、無理なんだろうな。


私は外からの傍観者。



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