こんばんは。
中度知的障害のある妹のことが嫌いなきょうだい児毒姉です。
私、妹絡みで、ひとつだけ時々フラッシュバックすることがある。
そして、思い出してはイライラし、暗い気持ちにもなり、妹さえいなければ。と強く思う。
それは、私の結婚式でのこと。
私は妹が結婚式に出るのが心底嫌だった。
きょうだい児さんの中には、障害のあるきょうだいとお色直しのために退場したとか、新婦からの手紙で触れたとかブログに書いてあって、マジですごいなと思う。
私？
んなことするわけない！！！！
だって、毒姉だよ？
ただでさえ、妹の存在を消したくて仕方ないのに、私のハレの日に、妹なんかを話題に上げるわけがない。
それなのに。
目立ちやがった！！！！
絶対に許さない。
時々、腹の底から怒りが込み上げる。
もう今更仕方のないことだけど、許せない。
披露宴が終わり、皆さんに手土産を渡しながら挨拶を終えたところ。
そのタイミングで、ウエディングプランナーさんが声をかけてきた。
妹さんが…こちらに…。
は？嫌な予感しかしない。
扉を開けると、影に隠れるようにしながらも、明らかに目立つ感じで妹が立っている。
しかも、号泣している。
周りの来賓の方も、あらあら妹さん泣いてるのね、みたいな眼差しを向けている。
私のために泣いてくれてるの？ありがとう。でも、大丈夫だよ。
なんて、思うわけない。
いい加減にしてくれ。
式は終わってる。
いつまで泣いてるんだ。
私の披露宴なのに、お前がいつまでも泣くな。
早く泣きやめ。
そして、私の前から消えろ。
みんなの前から消えろ。
母はどこいった？
なぜ、こんな状態の妹を私のところへよこすんだ。
邪魔だ。
邪魔だ。
消えろ。
消えろ。
消えろ。
とばかり思っていた。
披露宴楽しかったねー！って夫とおしゃべりしたかったのに。
遠方から来てくれたお友達と久しぶり！来てくれてありがとう！って盛り上がりたかったのに。
それを全て妹が台無しにした。
許せない。
10年以上経つけれど、絶対に許せない。
これが時々思い出されて、苦しくなる。
披露宴なんてやらずに、お友達だけ呼んでパーティーにすればよかった。
でも、親戚の手前、そういうわけにもいかず。（田舎あるある）
どうすれば妹の被害に遭わなくて済んだのかと今でも考えてしまう。
絶対に一生許さない。
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