国語の教科書で、

「私が砂漠を旅するのは、ソコが何もないからであって、非日常だからだ。」

というような話を、見た事がある。
教科書内容なんて殆ど覚えてはいないけど、これは非常に心に残ったのだ。


私が旅に出る理由の一つは、旅に出ると「孤独」だからだ。


「人恋しく、寂しいとは思わない。」
とは思えないが、(人間は完全な孤独では、生きてゆけない。)
「孤独」にならなければならない理由がある。


今の自分を、しっかりと浮き彫りにさせるために。


旅は当然一人旅がいいし、財産もできればあまり必要な物以外は無い方がいい。
(実際はそうもいかないが…。)
何もなさすぎても何だが、とにかく人間関係からは切り離された方がいい。
人の言う事や意見が耳に入ると、惑わされてしまうから。


人間は死んだ時に、神の前で光りに照らされ、素っ裸にされるらしいが、
私はそれと同じ事を、旅する事でやりたいのだ。
ありのままの自分を受け止められる強い心が欲しいし、
そういった「残酷」で「冷静」な目が欲しいと思うから。


側に人がいれば、情が働いて「目」がくもってしまう。
孤独になれば、嫌というほど自分しか見れない。
だから今の自分がどういう状態か、わかってくるのだと思う。
元々、心の中ではわかっている。
旅する事で、邪魔な物をどけて、しっかり自分を見ようと思うのだ。


心の中の「傲慢」が私の目を曇らせなければ、それはできるはず。


そんな事を夢見ている。
だから旅に出たくてしかたがない。








書いてから思ったけど、
旅について似たような表現とか、言っている事が多そうだね。
でも書かずにはいられなかったよママ。