昨日、幼馴染T子とジョナサンでお昼ご飯を食べました。

 

彼女とは小学校5年生の時からのおつきあい。

勉強も運動もできて、先生たちや男女ともに好かれ、

リーダー的なキラキラした存在だったわ。

皆さんの周りにもいたでしょ、そういう子供。

 

私は勉強も運動も中の中の中。

果てしなく普通の平凡な子供。

 

そんな彼女と私は交換日記を5年生から高校生まで続けていたのです。

 

私は彼女の書く「文字」が大好きで大好きで、

ページをめくるたびに心が踊ったものです。

 

とっても美しい文字で、例えていうなら明朝体に少しだけ個性が入った

流れるようでいて、一つひとつが織り目正しく存在するような文字。

 

彼女からノートを受け取った日は、急いで家に帰って読みふけり、

そのあとはうっとりしながら新聞の折り込み広告の後ろの白いところに

時間を本当に忘れる勢いで真似して書いていました。

 

ある時は、新聞のテレビ欄までボールペンでかいた文字で真っ黒くしてしまって

その日のテレビ番組がわからなくなってしまい、母に怒られた。

「昨日の新聞に書きなさい!」と。

 

そんな彼女と大人になった今も時々会って

お昼ご飯を食べながらおしゃべりする。

 

これ、すごく幸せなことだよなあ。