こんなタイトルなら、いちごパフェの写真くらい

 

用意しなさいよ、自分。。

 

と思うのですが、ちょうどいい感じのものが見当たらない。

 

私の思い出のいちごパフェは、

 

今みたいなオシャレないちごパフェじゃなく、

 

ただただバニラアイスとホイップクリームといちごが

 

どっかーんと器にぎゅうぎゅう詰めに。

 

私が幼稚園生の頃だったと思うのだけれど、

 

今は亡き母に連れられ、ごくたまに隣町まで買い物に出かけました。

 

1時間に1本くらいしか走らないバスに乗るため、

 

バス停まで、山を越えて親子で必死に走りました。

 

私は横浜といっても田舎に住んでいたのです。

 

無事にバスに乗れるとホッとし、

 

10分くらいすると目指す隣町に到着。

 

そこには大きめの店が2、3あり、

 

なかでも「U」という店に行くのが

 

母も私も好きでした。

 

私のお目当ては、もちろんいちごパフェです。

 

1階の半分は衣類、エスカレーターを中心に

 

もう半分は食品などを販売していて、

 

衣類売り場のなぜかど真ん中にカウンター6席くらいの

 

喫茶コーナーがあったんです。

 

母は私をそのカウンターの椅子に座らせ、

 

カウンターの奥に立つ店主に

 

『この子にいちごパフェをおねがい』と言い、お金を払い、

 

私に『ここで待ってて』と言って買い物に行くのです。

 

じーっといちごパフェの出てくるのを私は待ちます。

 

しばらくすると目の前に

 

白と赤の綺麗な色をしたいちごパフェが登場キラキラ04

 

背の高い器なので倒さないようにしっかりと持ち、

 

しかも座っている椅子も高いので落ちないように、

 

緊張しながら私はいつもいちごパフェをモグモグ食べました。

 

そして。。。

 

横目でじーっと見ていました。

 

何をってはてなマーク

 

店主はちょっと悪そうな男の人で(子供の私にはそう見えていた)

いつも女の人がカウンターの端の椅子に座っていて

 

イチャイチャしていたのです目キラキラ04

 

『見てるわよ』って女の人が私の方を見ながらつぶやいたのを

 

覚えてます。。。

 

子供ながらにいたたまれなかった笑い泣きキラキラ04

 

きっと我慢できずに私、迎えに来た母に言ったんでしょうね。

 

ある日を境にそこで待たされることは無くなりました。

 

いちごパフェを食べながら

 

大人の男女のイチャイチャをじーっと見る幼かった私。。。

 

もうその男女もお爺さん、お婆さんになっているんでしょうね。。。

 

あ〜いちごパフェ食べたくなってきました。