いつからだろう、
右だけまぶたが三重になった。
若い頃から
「パッチリした二重でいいね」と
言われ続け、
内心ムフフと親に感謝したものだ。
それが、だ。
三重か
三重ってのは、これまた扱いが難しいんですね。
まずアイラインがちゃんと描けない。
もともと三重ならコツを得ているのかもしれませんが、
それに加え、
やはり成長(老化ね)しているせいか
ほら、若干のまぶたのたるみってあるじゃないですか
なので
アイラインを綺麗に描けなくなったのです。
この事実に気づいた時は
愕然としました。
エエィ
なぜなんだ、綺麗に線がひけない〜〜〜〜
おかげで人に会うのも少々嫌になりました。
思い出しましたよ、
私がまだ30代前半の頃。
職場にいた60代女性のアイラインが
いつも派手にはみ出していたことを。
その女性と話をする時、どうしても視線がそっちへ行っちゃう。
どうしてあんなにはみ出しているんだろう?って不思議だった。
でも、はみ出てますよって言えない雰囲気で
若い子たちが影で
「●●さんのアイライン気になる〜!」って噂していたっけ。
今ならわかる
まぶたが言うことを聞かないのね
私、試行錯誤しました。
こんなふうに。
今までのように
まぶたを指で少し引き上げ
アイラインを引くと
指を離すと
アイラインが笑っちゃってる(はみ出し)んです。
だから
これ
まぶたを引っ張ったりしないで、
真顔で鏡に向かうんです。
まばたきだけに気をつけ、
真顔の目のまぶたに
アイライナーで点線を描くのです。
時には失敗もします。
気を張っていないと
白目にアイライナーがぶつかり
ヒィ〜〜〜〜〜〜となります。
でも、成功すれば
まぁまぁいい感じの仕上がりになります。
慣れるまでかなりの集中力が必要になりますが、
今では鏡の前で深呼吸し、
一筆入魂です