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参院選に向けて、参政党とれいわ新選組、現時点で勢いのあるのはどちらですか?


2025年参院選に向けて、れいわ新選組と参政党の勢いを比較するには、世論調査、選挙戦略、支持基盤の動向などから判断する必要があります。以下に、現時点での両者の状況を整理し、どちらが勢いがあるかを分析します。
れいわ新選組の勢い
  • 世論調査の動向:
    • 2025年4月の時事通信社世論調査では、参院選比例投票先でれいわ新選組は5.6%で4位(自民20.6%、国民民主10.6%、立憲民主7.8%に次ぐ)。日本維新の会(4.9%)や公明党(4.3%)を上回る結果を示した。
    • しかし、6月の産経・FNN合同世論調査では、れいわの支持率は3.5%、比例投票先で3.1%とやや低下し、参政党(支持率3.9%、比例3.6%)に抜かれたとの報告がある。
  • 選挙戦略:
    • れいわ新選組は、定員3人以上の選挙区を中心に候補者を擁立し、7議席獲得を目指している。特に東京選挙区を最重点区とし、積極財政や消費税廃止などの政策で若者や物価高に不満を持つ層への訴求を強化している。
    • 候補者擁立も進んでおり、北海道、千葉、埼玉、神奈川、愛知、京都、大阪、兵庫、福岡などで公認候補を発表。女性候補の比率を高める方針も打ち出している。
    • SNSや草の根運動を活用し、ボランティアや寄付に支えられた組織力で支持拡大を図っている。
  • 支持基盤:
    • 若い世代を中心に支持を伸ばしており、消費税廃止やインフレ給付金などのポピュリスト的政策が物価高の現状で共感を得ている。
    • 都市部だけでなく地方にも支持が広がる「全域型」の得票傾向を持つが、東京での強さは相対的に突出していない。
参政党の勢い
  • 世論調査の動向:
    • 産経・FNNの6月調査では、参政党の支持率が3.9%で4位(自民24.7%、国民民主7.9%、立憲民主6.8%に次ぐ)。前回調査(1.3%)から3倍に急伸し、れいわ新選組(3.5%)や維新(2.7%)、公明(3.3%)を逆転した。
    • 比例投票先でも3.6%で、れいわ(3.1%)を上回る。特に20代以下の男性で国民民主、れいわに次ぐ3位となり、自民や立憲を上回る支持を得た。
  • 選挙戦略:
    • 参政党は全国に支部を展開し、組織的な草の根活動を強化。2024年の衆院選で3議席を獲得し、れいわの過去の実績に匹敵する勢いを見せている。
    • 次の参院選で1議席獲得が確実視されており、衆参5議席の基準を満たすことでメディア露出(例:NHKの日曜討論)が増える可能性が高い。
  • 支持基盤:
    • 保守層や反グローバリズムを掲げる層を中心に支持を集め、特に若年層の男性に訴求力がある。選択的夫婦別姓反対など、伝統的な価値観を重視する政策が特徴。
    • れいわと異なり、明確な保守的イデオロギーに基づく支持基盤を持ち、ネットやSNSでの拡散力が高い。
比較と評価
  • 世論調査の勢い:
    • 直近の調査では、参政党が支持率・比例投票先ともにれいわを上回る傾向にある。特に6月の産経・FNN調査で参政党が急伸し、れいわを逆転した点は注目される。
    • ただし、れいわは4月の時事通信調査で維新や公明を上回るなど、一定の支持を維持しており、調査ごとのブレも考慮する必要がある。
  • 組織力と選挙戦略:
    • れいわは候補者擁立を着実に進め、都市部の複数人区を中心に戦略的な展開を見せる。山本太郎代表の知名度と演説力は引き続き強み。
    • 参政党は組織的な支部展開と若年層への訴求で急速に存在感を高めている。衆院選での実績を背景に、参院選でも議席獲得の可能性が高いと見られている。
  • 支持層の違い:
    • れいわは経済的困窮層や若者を中心に、消費税廃止や社会保障強化などの左派ポピュリズムで支持を集める。一方、参政党は保守層や反グローバリズムを求める層に訴え、選択的夫婦別姓反対や移民政策への慎重姿勢が特徴。
    • Xの投稿では、参政党がれいわの支持を食う形で勢いを増しているとの見方や、れいわ支持者が参政党の台頭に危機感を抱いている声が見られる。
結論
現時点(2025年6月21日)では、参政党が世論調査の支持率や比例投票先の伸びにおいて、れいわ新選組をやや上回る勢いを示している。特に若年層の男性や保守層への訴求力、組織的な支部展開の強化が参政党の勢いを後押ししている。一方、れいわ新選組は候補者擁立の進展や山本太郎の知名度を活かし、依然として安定した支持基盤を持つが、参政党の急伸により一部で支持を奪われている可能性がある。
ただし、参院選は7月20日投開票が有力視されており、今後の選挙戦や世論の変動次第で情勢は変わり得る。両党ともに都市部の複数人区での議席獲得が期待されるが、参政党の急速な支持率上昇が一時的なものか、持続的なものかは引き続き注視が必要である。
最終判断: 現時点では参政党にやや勢いがあるが、れいわ新選組も引き続き強力な支持基盤を持ち、選挙戦の展開次第で逆転の可能性もある。