日経新聞の広告欄を見て
タイトルに惹かれて購入してみました。
『大学准教授がマッチングアプリに挑戦してみたら、
経営学から経済学、マーケティングまで学べた件
について』
おもしろそうじゃないですか?
ページ数:182ページ
価格:1,580円(税別)
以前の反省をいかして、
ちゃんと書店に行き(手に取って)、
ページ数や文字数を確認し、
読書が苦手な私でも読めそうな内容かを
判断してから購入しました。
実際に、日記調(ブログ?)で短く書かれているので
読みやすかったです。
ページ数も多くなかったので2日で読めました。
最近の若い子の出会いは
"もっぱらマッチングアプリだ"
と聞いたことがあったし、
私も体験したことがないので、
「よし、マッチングアプリのことを知れるぞ」
「マッチングアプリとビジネスがどう結びつくのか
楽しみだ!」
と期待して読み進めましたが、
その期待は見事に裏切られてしまいました![]()
各章
マーケティング編
行動経済学編
経営戦略編
社会学編
で構成されていて、
それぞれのさわりを紹介している印象でした。
社会学編で、
現代社会とマッチングアプリの関係性について
著者の考察があり、少し読み応えはありましたが、
マッチングアプリの深い部分はわかりませんでした。
非常に残念でした![]()
しかもこれらの学問の知識を持っている人には
全体的に物足りない内容かもしれません。
マッチングアプリの紹介も弱く、
学問のさわりとしても表層的、
少し中途半端な内容の本でした。
きっとターゲットは
若い社会人で
これからビジネスの世界でがんばろうとする人
向けなのかもしれません。
私のように長年ビジネスの世界にいる人には
「知ってるよ」という内容ばかりでした。
でも、学んだことがあります。
何かを販売する時には
"キャッチーなタイトル"
が重要だと言うこと!
「マッチングアプリ」と「ビジネス用語」という
かけ離れたワード1を結びつけてネーミングし、
興味を惹かせる策略にまんまとハマり
「してやられたり
」という感じでした。

