恐ろしいことに、
私の就寝時間は中学生まで20時、
就職して家を出るまで21時でした。
赤ちゃんの頃は23時〜0時過ぎにお風呂に入れられていて、就寝時刻も遅かったそうです。
それはなぜかというと、母は私のことをワンオペでお風呂に入れたくなかったから。
激務の父が急いで帰ってきても、
早くて23時、遅いと日付を回っていました。
そして私をお風呂に入れるのは父の役割でした。
ロンバケ、流行りましたよね。
1996年の月9ドラマです。
当時5歳だった私はあのドラマをリアルタイムで母と見ていました。
お風呂に入るため父の帰りを待つ私は、
たくさんのドラマを小さい頃からリアルタイムで母と見ていました。
当時は何も思っていなかったけれど、
いま自分の息子が7歳になり、
「これより小さい子にあんな遅くまで起きて一緒にドラマを見せていたのか」と今更ながらびっくりしています。
今でも忘れません。
聖者の行進という1998年の金曜22:00〜の枠のドラマがあります。
あのドラマをリアルタイムで最終話まで見終えたのと共に、私の就寝時間は20時に変更されたのです。
理由はおそらく1人で体を洗えるようになったから。
2個下の弟も入学したタイミングで、私と弟はふたりでお風呂に入ることになり、母も父も私たちのお風呂の世話をしなくてよくなりました。
なら、母にとって、
私が夜中まで起きているメリットはゼロ。
子どもたちが早くお風呂に入って寝る=母の自由時間が確保される
ということなのだから。
その後、わたしは家を出るまで長い期間、
20〜21時に寝るように決められていました。