中学校の進路の時に生活指導に
「絵の勉強がしたいから絵の学校に行きたい」っと言って、生活指導が母に相談してくれたけど
絵の学校は学費とか色々お金が掛かるから無理だと言われ諦めた。

それから全く書いて無かった。

昔本屋の店先で絵の具が売られていた所で、油絵の書き方のビデオが流れてて、それをずっと見てて
そのビデオで見たうる覚えの道具を揃え、うる覚えで書いた飼い猫の油絵

母はその絵が好きだと言ってくれ、ずっと家に飾ってくれてた。


入院中、暇さえ有れば車椅子で病院内の色んな窓に行き、そこから見える景色を書いたり
ベットの上で空想画を書いたりしていると
それを見た同じ部屋の人達も何故か絵を描き始め、私の病室は絵画教室みたいになってた。

悪い事をしてご飯を食べるのではなく、こうやって絵でご飯が食べれればいいのに…

当時は今のような情報社会ではなかったので、その為にどうすればいいかなんて一切わからなかった。

入院中で1番楽しくステキな時間だった。