年齢的に違法な街金でしかお金は借りれない私
でもローンは組めるらしくて
ある日、家に宝石を持ったおじさんが来て、私の名前でローンを組み母が宝石を買った。
もちろん身に付ける為じゃなく、おじさんが帰ると母はすぐに宝石を持って出掛ける。
多分質屋に行ったんだと思う。
母に言われるがまま街金でお金を借り、色んなローンを組んで1円も使う事なく、私は借金まみれになってた。
そのお金は母のパチンコ代や借金払いに消えてたんだと思う。
この頃、私は家でご飯を食べる事はほぼ無く
自分で得たお金で外で仲間達と食べてた。
家に帰る事も余りなくて仲間の誰かの家で寝てた。
家には着替えに帰ったりする程度
だって私にも借金取りが来るようになってたから…
だから借金取りの相手をするのは弟になってた。