箱根はやはり良い所 もっと気軽に気楽に行きたい

注)2017年11月の記事を移行しています。

 

改めてお知らせするまでもないでしょうが、箱根は足を延ばす価値のある温泉地です。

 

数年前に噴火があり行楽先候補から外されたままの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

是非とも行楽先候補に復活させましょう。

電車とバスで楽々行けます。

ロマンスカーを使わなくても、近い、近い。

のんびりと急行で充分。

 

新宿⇒箱根湯本までは 小田急線で
特急ロマンスカー 約90分 2074円
急行電車    約120分 1184円

 

関東で生まれ育っている人は箱根にはすでに数回行ったことがあるという人も多いと思います。

 

大涌谷の黒い温泉卵

芦ノ湖の遊覧船

箱根彫刻の森美術館

強羅公園

帰りに御殿場アウトレットに立ち寄り

などなど

 

黒い卵は何回食べても美味しいのですが、今回はメジャー処ではなく、行きたいとは思っていたけど行っていなかった

 

「ポーラ美術館」と

「九頭龍神社(本宮)」

「箱根神社」

 

に行ってきましたので情報共有したいと思います。

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箱根のバスはややこしい

 

箱根のバスは2社あって、かなりややこしいのを再度行ってみて思い出しました。

 

フリーパスを買うと使えるバスと使えないバスがあります。

調べる時間と該当のバスを待つ時間がもったいないし、とにかく面倒なので結局いつもフリーパスを買いません。

 

バス停でバスを待ち、行きたい方面のバスが来ればバス会社を問わずに乗ることにしています。

 

それでも、メジャーなスポットに行くならフリーパスはお得でしょう。

しかし今回はあまりメジャーではないルートなので、迷わずフリーパスなしです。

 

 

箱根山戦争

 

ちなみになぜ箱根のバスはわかりにくいのか ちょっと触れてみます。

 

箱根の交通は主に2社がシェアしています。

西武グループと小田急グループです。

 

戦後から約18年間もの間、この2つのグループによる熾烈な箱根の輸送シェア争いがあり「箱根山戦争」と言われていました。

またの名を「箱根山サルカニ合戦」。

 

最終的に相互にバスを乗り入れる協定を結び終結しましたが、「共通のバスフリーパス」を作るまでには仲良しにはなっていないようです。  

 

西武グループ ⇒   伊豆箱根バス  

小田急グループ ⇒  箱根登山バス

 

小田急の路線図には、もちろん小田急のバスルートしか載っていません。

きっと西武のバス路線図も同様でしょう。

 

駅の無料タウン誌に地図が掲載されていてバス停マークがありました。タウン誌では両者のバス停が全部載っていますが小さいマークのみで、バス停の名前やルートなどはないのでわかりにくいです。

 

両方の会社の路線図が載っていて、それぞれのフリーパスが使える路線についても表記してあったのはガイドブックの地図でした。
 
ガイドブックには「九頭龍神社(本宮)」への行き方は載っていませんでしたが、この路線図は使えました。

 

■今回購入したガイドブック 「たびまる箱根」

バス会社2社の路線図が載っていて、少々色分けがわかりにくいものの、それぞれのフリーパスが使える路線が記してあります。

 

ただ、メジャーなスポットのみに行くなら路線図は不要でしょう。

 

ちなみに今回まわる3か所の行き方を駅で小田急の方に聞いたら、西武バスのことを避けて話すので余計に混乱しました。

 

また、西武のバスに乗ると運転手さんが小田急のフリーパスで乗ろうとする人を断るのにうんざりしている様子です。

もうなんだかなー。

 

 

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ポーラ美術館へ小田原から直通バスでGO!

 

ポーラ美術館へはいろいろな行き方ありますが一番利用者が多いのが

 

箱根湯本駅 ⇒ 強羅駅  

箱根登山鉄道 強羅駅 ⇒ ポーラ美術館  

観光施設めぐりバス

 

というルート。

 

ガイドブックに載っているのがこのルートでした。

 

今回は小田原駅前から出ている直通バスで行きました。

 

■箱根登山バス 平日8:50発 小田原駅前 
⇒ ポーラ美術館行き  1時間弱  1080円

 

乗り換えなしで楽々なのはいいのですが1日1本のようです。

箱根湯本駅からは、1日3本あります。

 

小田原駅⇒ポーラ美術館行き
平日8:50
土曜日8:35
日曜日8:35
※ポーラ美術館HPに時刻表あります。

 

小田原駅前のバス停でバスを待っていたら、制服を着た女性がやってきてポーラ美術館の入場券を1600円で売ってくれました。

 

どこの会社の方かはわかりませんでしたが200円お得でしたので助かりました。

 

 

標高が高いのか結構冷え冷えポーラ美術館

 

今年は開館15周年で記念展を2018年3月11日まで開催しています。

「100点の名画でめぐる100年の旅」

2017年10月1日~2018年3月11日

大人1800円

 

日本の美術館では珍しくほとんどの絵の撮影がOKです!

明るい名画が多く展示してあり、平日はとても空いていておすすめです。

じっくり見て写真も撮りまくりました。

 

更に美術館の周りには遊歩道があり20分ぐらいで1周できます。

マイナスイオン満点の木々の中、木で作られた段々の遊歩道を歩くのはとても気持ちが良いです。

結局2時間滞在してバス停に向かいました。

 

この時期ポーラ美術館はかなり冷えますので、バスを待つ人の列はなんとなく揺れています。

 

美術館の中がとても暖かいので、遅れがちなバスを待つのが余計に寒く感じますので防寒はしっかりと。

 

 

いよいよ神秘の九頭龍神社へ

 

九頭龍神社は毎月13日が月次祭となり龍が降りてくると言われています。

13日だけ元箱根から参拝船が出ますので、たくさんの参拝者で大変混雑するようです。

13日以外の日は陸路で行かなければなりません。

(モーターボートという手もありますが)

 

少々大回りでバスを乗り継いで、大涌谷のもくもくを横目に最寄りのバス停、「箱根園」を目指します。

 

ポーラ美術館から直通のバスはないので乗り換えが必要です。
さらに「最寄りのバス停」とは言ってもそこから20分は徒歩です。

 

■箱根登山バスで 

ポーラ美術館 ⇒ 小涌園  ¥409 約10分ぐらい

■伊豆箱根バスで 小涌園 ⇒ 箱根園     ¥781  約40分ぐらい

(途中の大涌谷まで少し渋滞します)

■徒歩で 箱根園 ⇒ 九頭龍神社   約20分

 

九頭龍神社へ行くには「九頭龍の森」への入場料¥500が必要です。

途中で払う場所があります。

13日以外の平日は人はまばら。 とても静かで落ち着きます。

静かに10分以上お参りする人。

モーターボートで乗り付けて何やらしばらくガサゴソしてから、またモーターボートを呼んで帰っていく中年のご夫婦。

親子連れ。

箱根園に来たついでに来た外国人観光客。

 

ぽつぽつと人が来ては帰っていきます。

 

ご夫婦はお礼参りだったのかもしれません。

 

神社の境内に腰をかけてそんな人たちをゆっくり眺めながらお弁当を食べ終わると、ふいに曇っていた空が晴れて光が差し込み、神社と私を包みこみました。

 

なんだかとても、ほんわかした気分になりました。

 

不思議とまったく寒くはありませんでした。

 

 

箱根神社と箱根神社内の九頭龍神社新宮も一緒にまわります

 

九頭龍神社本宮から、箱根神社までは歩いて約45分ぐらいです。

元気に歩けば40分ほどで到着します。

 

 

九頭龍神社と箱根神社は両方お参りすると良いそうです。

箱根神社には、九頭龍神社新宮があり九頭龍のお守りも購入できます。

また、霊水もあり願いごとを専用の紙に書いて入れると願いがかなうと言われています。 霊水は持ち帰る人もいます。

 

お参りが終わったら、帰りもバス1本で楽々小田原へ

箱根神社から徒歩5分ほどで元箱根港のバス停に行くことができます。

小田原行きのバスに乗って乗り換えなしで楽々小田原まで帰ります。

途中の箱根湯本付近では少々渋滞しますが気ままにいきましょう。

 

■箱根登山バス、伊豆箱根バスのどちらでもok
元箱根⇒小田原 ¥1080

 

次はどこ行こう。

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