マルグリット・ケネディさん
2013年12月28日に
お亡くなりに
なっていたそうです。

訃報の記事

ちょうど一年前ぐらいに
メールのやり取りをしたり
前にマグロ船にて
お金の問題にたどり着いた僕の体験を
感動を持って聞いてもらったり・・・・

ケネディさんが僕等に投げかけた
問題提起についてもう一度振り返ってみる

このグラフは最近30年間スウェーデンにおいて
上位0.1%(赤)と下位90%(青)の
平均所得の推移を表しています。
貧富の差が年々増加する傾向にあります。

ここで観られる
「貧富の差の拡大」という出来事の原因の一つについて
ケネディさんは利子の存在に注目しています

2004年のドイツにて、
毎日毎日約100万ユーロのお金が、
貧しい8割の人々から、裕福な1割の人々へ、
利子という仕組みによって再配分されています。

そしてケネディさんはこう語ります
現状に対する無力は、
貧困者も裕福者も変わらないのだ。


億万長者である
ジェームス・ゴールドスミス卿の発言です。

「私を嫌い、ますます貧しくなり苦しむ人々に
私がとり囲まれた場合、
今より多くお金があったとしても、
それがいったいなんの役に立つというのだろうか?

私はまるでタイタニック船上でのポーカーゲームに
勝ってきたように感じています。」

そして、今日の私達に必要なものは、
お金に対する別の視点であり、
最も偉大な発明品の一つとしてのお金
その可能性が最大限引き出せる
活用方法を確立する事

そして、地球上の全ての人々に
基本的な生活必需品を提供する
この夢の達成にお金を役立たせる事です。

ケネディさんのデビュー作
利子ともインフレとも無縁な貨幣

序文にはこう 綴られています

自然界及び金融の世界における
様々な成長モデルを知り
現代社会の病的なまでの
経済成長への強制力を知った時
私は怒りに打ち震えました。

私は、私の40年余りの人生の間、
日常生活を支える基本前提の一つ
つまり貨幣システムの機能を
全く知らなかったのです。

至る所で、見知らぬ人も、知人も、
同僚達も、専門家達も、貨幣システムについて、
かつての私と同じように無知である事を経験し
私は、お金について、読書し、議論し、
そして書き始めました。

このテーマは、
専門家とみなされる人達だけに任せておくには
あまりに重要すぎます。
公に議論され、
大勢の人に理解される必要があるのです。