- アフリカの蹄 (講談社文庫)/帚木 蓬生
- ¥700
- Amazon.co.jp
印象深い文章。
「祭壇の横にも子供たちを寝かせることができます。
子供たちばかりですから百名近く収容できるはずです。
主もお赦し下さると思うのですが」
「それではしかし、礼拝ができない。
いやその前にこの教会が病気の巣になり、
信者が寄りつかなくなる。
そんなことを主が認められるはずがないでしょう」
以前に読んだ「アフリカの瞳」は、
この続きだったようで、
やっと読むことができた。
「アフリカの蹄」を読み終えた後、
「アフリカの瞳」もう一度読みたくなったので読んでみたけど、
「アフリカの蹄」の方がよかったかな。
この作者は詩が好きなようで、詩が度々でてくる。
サブタイトルを全て詩でできているし。
詩というのは印象に残りやすいね。