- 洗面器でヤギごはん 世界9万5000km 自転車ひとり旅III/石田 ゆうすけ
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旅の思い出は、
食の思い出。
だけ、ではないけど
旅にとっての「食」の部分って、
重要だと思う。
「カンボジア行きたいなー」と考える時、
「カンボジアで○○したいな」
というより、
「カンボジアいったらアレ食べて、コレ食べて」
ってなるもん。
食べることばっかり考えている。
第三弾となる今回のこの本は、
「ヨーロッパ編」「アフリカ編」という風に分かれており、
各エピソードが短くまとめられておりました。
思いもよらないところで、
カンボジアの名前が出てきたりして、
ちょっと驚いたり。
あらこんなとこにカンボジア。
ちなみに、いざアジア編になったら、
「タイ」の次は「ベトナム」になっており、
カンボジアとばされてる!
と思い、ショックでした。
カンボジアにも、おいしいものたくさんあるのになぁ。
書くようなエピソードがなかっただけかな。
この間、さくら剛さんの本を立て続けに読み
今度は石田ゆうすけさんの本を立て続けに読んでみて、
タイプぜんぜん違うな。
石田ゆうすけさんの本は、
ほのぼのあったかエピソードが多い。
笑いもあるけど、
ブラックユーモアみたいな、
静かな笑い。
さくらさんの本は、
ほのぼのエピソードとかじゃない。
でも嫌ことも全部笑いのネタになっていて、
そこが楽しい。
そして時々でてくる、
真面目な話も。
ケニアのエピソードで出てくる、
「とくにこれといった特徴もない、ごくふつうの町だ。
だが、こういった庶民の暮らしだけが香る町を
散歩するのが楽しい」
という言葉。
そうなんだよなぁ。