私がよく見に行くブログのひとつに、このあいだ、両親との関係

について書かれているものがありました。


私にとっても親との関係は悩みの種の一つです。



私の父は一年半の闘病生活ののち昨年の一月に亡くなりました。


今になって思うのは、私にとって父はかけがえのないよき理解者

だったということです。

そう思うからこそ、私にとって、父を失ったことは非常に悔しい

出来事だったと思わずにはいられません。父があまりに早く亡く

なってしまい(闘病生活があったといっても、亡くなってしまった

のがあまりにも早かったように私には思えます。事実として私は

父の死に目に立ち会えませんでした。)、私のこころのなかに

急にぽっかりと穴が開いてしまったような気がします。




今でも父と話をしたいと思う気持ちはよくおこります。



でも父は亡くなりました。




私にとって、生きている親は母一人になりました。



母は私の人格形成に大きな影響を与えた人物です。


私は母の無神経な物言いに長い間苦しめられてきました。

母が一方的に父を悪者と決め付けて、父を精神的に追い

詰めたことや、私が中学・高校の頃、毎晩のように母が父を

罵っていたこと、母が私や姉も含めて、かかわるすべての人

に敵対的で冷笑的であること、金銭的なことで常に他人に

文句を言ってはばからないこと、など、

私は母が行ってきたことで、何度も傷ついてきました。なぜ

そんなことをするのか理解できず、反発して、切れたことも

何度もあります。


私は最近、母がそのようなことをすることに対して、真剣

に向き合って、解決を図ろうとすることを徒労と思うように

なりました。


しかし、私にとって母は唯一の親です。




そのことはいくら変えようとしても変えられない事実です。

私は、もう母とのかかわりで、神経をすり減らしたくない

と思っています。


どのように関わるのか、今答えは出ませんが、いずれにして

も積極的に関わっていこうという思いが消えてしまっている

のは確かです。


私には、「これ以上関わって、自分の人生を精神的苦痛に

満ちたものにすべきでない。それ以上に大切にすべき、

人達が大勢いて、その人たちをこそ大切にすべき」と

いう思いが強くなっています。


どうすればよいのでしょうか?


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昨日、NHKの「プロフェッショナル、仕事の流儀」という番組を

観ていて、脳科学者の茂木健一郎さんが、脳の働きに関して

親から受け継ぐ遺伝的な要素は半分くらいで、あとの半分は、

周りの環境とか、本人の意識とかに依るということを言われて

いました。

私にとっては親から受け継ぐ部分が半分もあるのかという気

がしましたが、親の嫌な部分ばかりが自分の性格に宿って

いるんじゃないかと思うことがよくあり、そうした部分を打ち消さ

ないといけないとよく思っています。

そして当然のことながらそれは、私個人の責任の範疇にあると

思います。


でも、そうした努力にもかかわらず、私のなかの悪魔的な性格

が表に出るようなことがあれば、私はそのことに当然責任を

持たなければならず、逆らいがたさを感じます。


すっかり、そんなことなど忘れてしまえるような、穏やかで

落ち着いた生活をしたいと思いますが、現代では、多かれ

少なかれ、個人の要求、希望、理想、思いは強く、他者とは

相容れがたくなっているもの。


そんな難しさを常々感じます。