あたしたち…
二人で素敵な時間を過ごしたよね。


34時間。
なんの時間だかわかる?
わかんないの?





あたし達二人が3泊4日間の間にとった睡眠時間だよ!







ダメだろ。









お陰で三宮を出れませんでした。
何が『アメリカ村』じゃ、頭おかしいのか、床はっ(`Д´)


うん、基本的に…床が起きなかった。
そうだね、そう思う。
いや、でも3日どこにもいけなかったのはわたしのせいだけじゃないんだよ、わかるかね?
わたしは靴擦れで足が痛かっただけで疲れていたのは向こうなのだよ。←

さてさて。
とりあえず一番のびっくしは3日に起きたよ。


あたしん家の近くにはスーパー銭湯がありまする。
桃ちゃんは根性ないから「しんどい」と言ってたけど全然歩ける距離ダヨ☆

んで、まぁ別々に入ってわたしはフフーン♪とご機嫌に入ってたわけですよ。
脱衣場に戻ると何回か着信があった模様。
あれまぁしんぼうのたらんこだねぇ~とわたしはドライヤーでふふ~ん♪
脱衣場を出たら







意気消沈な
風情の
桃さん…




「…どしたの?」
「オレ…財布落としたかも…」





お…おぉう…
…は…反応に困るなぁ、それ…





よくよく思い返すと。
時を遡り




◇チケット売り場にて◇
床、二人分のチケットを購入。
桃「あ、オレ、財布置いてくればよかったなー全財産入ってるや」
床「はなから出す気なしかい!」
桃「(笑)ちょっとだけ持ってきたらよかったなと思ってさ。落としたらヤバいでしょ?」
床「あー全財産はヤバいなぁ!」


みたいな会話をしましたよ。
そんな会話になるってことは家にある可能性は薄いのか…?
てか、そんな会話をした上でちゃんと落とすとかテクニシャンなのか?(その時点では口が裂けても言えないセリフ)



とりあえずもっかい探しに行かせ、家に電話し、温泉の人にも見つけたら連絡くれるよう言付けて帰りました。


でもねー床無くなった気がしないわけよ。
絶対あるよって根拠ないけと感じるわけよ。
その彼女の根拠に桃ちゃんは耳を貸さないわけですよ。
床「なんか絶対ある気がする。
てか絶対あるよ」
桃「絶対ないわ…」
床「あるって!根拠ないけどな!」
桃「……ないだろ」


意気消沈する桃。
どうしても無くした気がしない床。
この温度差。



さて、家にたどり着き、父から
「そら楽しめんかったやろ~」
と労いの言葉をもろた桃しゃん。
自分の鞄を捜索






する間もなく。








「あった(´∀`)」







ほぉ~~~っら見ろ!
ほぉ~~~~~~っらみて見ろ!!





何故か桃ちゃんは床に謝らせられました。
今考えるとおかしいなぁ(´―`)




その日はアイスを食べて寝ました。






ちゃんちゃん





いや、待て。






やっぱはなから出す気なかったんじゃねーかっ!!!