アドバシバザール | キルギスに生きる/写真ブログ

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青年海外協力隊として、
中央アジアのキルギス共和国にて野菜隊員として活動中。
キルギスの話をするブログ。

ヤクがバザールで売られているということを聞きつけ、先週、ナリン州アドバシ県にあるアドバシバザールに行ってきたんです。

ナリン州の州都、ナリン市からは車で1時間くらいのところにアドバシという街があるんですけど、
その町にアドバシバザールはあります。

家畜バザールと普通のバザールが一緒になっていて、
大きさはそれほどでもありませんが、もしかしたら、ナリン市のバザールよりも品ぞろえは多いかもしれません。

それが寒いのなんのって、すさまじく寒かったですね。
これが11月の昼の気温かというくらい冷え込んでました。
マイナス12,3度って感じでしたかね(12月、1月はさらに寒いらしい)。

それでもすごい活気に溢れているんですよね。
どこにこんな人がいたんだというくらい人であふれてましたね。

そしてどこもかしこも暖房が無いんですよ。
商品を売っている人も青空市みたいになってましたからね。
ごはん屋さんなんかも暖房なしですからね(暖かいというのを売りにしているところもあった)。

お昼ご飯にはシャシリクを食べましたけど、食べているうちから冷えていきますからね。

じっとしている人たちは毛布を腰に巻いたり、ビニール袋で足を包んだり、みんなそれぞれの防寒対策をしてましたが、
若い子とかは割と薄着だったりするんですよね。そして手袋をつけない。

ほんとよくこんなところで商売をしていて心が折れないなと至極感心してしまいました。
人間の適応力ってのは素晴らしいですね。


それでは写真です。



アドバシ県の風景。この地域は基本こんな感じで荒涼としています。



バザールの風景。ここは靴屋さん地帯。



ピロシキやハシャンなんかを作っているところ。
右の掘立小屋みたいな簡素な建物はご飯食べるところです。


真冬にはマイナス40度にもなるそうなので興味のある人は遊びに行ってみてはどうでしょうか。
ちなみに食品売り場では冷凍物はそのまま置かれ、野菜は凍っているものを多く見かけました。


ではまた明日。