昨日いったとおり今日はタシュラバットの話。
キルギスで最も寒いと言われるナリン州。
そのナリン州と中との国境付近にチャタルクル湖という高山湖があります。
チャタルクル湖についてはまた今度紹介するとして、
今日はカシュガルからトルガルト峠を越えてキルギスのナリンに入ると、チャタルクル湖があります。
その近くにあるキャラバンサライであったタシュラバットについて紹介します。
その近くにあるキャラバンサライであったタシュラバットについて紹介します。
タシュラバットは15世紀ごろに建てられたキャラバンサライ(商隊宿)で、
標高3000mほどの高原地帯にぽつんと建てられています。
石を積み上げて作られた建造物で、寝室やキッチンなど多くの部屋があって、
部屋の中に光を入れるための穴が天井に空いています。
タシュラバットにはおもしろい言い伝えがあって、
1回目に数えた部屋の数と、2回目に数えた部屋の数が違うだとか、
右回りで数えた部屋の数と左周りに数えた部屋の数が違うといった、
不思議な言い伝えがあります。
ついでにもう一つ。
15世紀あたりに作られたキャラバンサライということは、
カシュガルからキルギスに抜けるルートは、シルクロードとしても古くからあったルートでは無く、比較的新しいルートのようです。
↓↓応援よろしくお願いします。↓↓

