現実「喪男君!騙されちゃだめ!そんな所に居ちゃ何時までたっても貴方はッ!
信じて!私を!……帰ってきて喪男君!!」
妄想「絶望しか与えられない貴方に何ができるの?……うふふvワタシのほうが
彼を幸せにできるのよ」
ゴゴゴゴゴゴ……
「衛生兵!衛生兵を呼べ!」
「大丈夫だ、弾は貫通しているぞ!」
胸に空いた穴から真っ赤な血が泉のように沸いてくる。
「ゲフッ、ずいぶん、風通しがよくなったじゃねぇか。」
「どうしたスネーク!応答しろ!」
<……。>
「スネーク!スネェェエーーーーーク!!」
こんにちは、snakeでございます。
田井中律は俺の嫁(挨拶)
前置きが長くなっちゃいましたね。
見事に100人斬られを達成いたしました。
前回のレポートで、オタクという人種がどのような扱いを受けるのか読者の皆さんにはよく理解いただけたと思います。所詮、オタクなんぞこの世の女性は必要としていないのです。
つまり、オタクであるかぎり意中の女性と付き合える確率は非常に少なくなります。
ぼくが女性に嫌われるべき人間であることを隠したまま、相手を騙して接近しようとするのは、もはや詐欺に近い。女性側からすれば確実にふるいにかけて自分に接近しないように試みる人種であるのだから。
しかし、同じことを何度繰り返して違う結果を求めるのは、それはもはや狂気だとアインシュタインも言ってました。
ぼくは詐欺を試みた。
オタクであることを隠して、このパーティーに賭けました。
お互いをよく知った上でオタクを晒したときに、去るもよし、続くもよし。そういった展開を妄想しました。
女友達一人も居ないクセにね。馬鹿みたい。
ただ、少しでも突破口を開きたかったのです。
会場に入ると、女性17人、野郎が15人くらいか。珍しく人は少ないし女性の方が多かったです。
これから、お互いに話をする時間がいつもの倍くらいにはなりそうです。
しかも女性のほうが多いって、これ以上の好条件はないでしょう。
そして、いつものプロフィールカードに書くべき「ドール」の一言を削除。
草野球とギターが好きな一般社会人のフリを・・・いや、ウソはついてないのですが、肝心な事を隠してる。
でも、本当のことを言ったらきっと相手にもされない。つらい。
すると、中間印象で17人中3人もの好印象を取り付けました。
単純計算で好印象率が18%ということで、今までの6%という悲惨な状況とは違います。
これほどまでに、オタクという事実は女性を遠ざけるのか…。
そのままフリータイムになったのですが、これがまたやたら話しかけられる。
今まで話しても数人だったのですが、10人くらいと話をすることが出来ました。
「オレって、いまモテ期到来っすか!?」
と、嬉しくてオタクを隠している後ろめたさも忘れかけました。
そして、最後の投票。
中間印象で好印象をくれた人を筆頭に名札番号を投票用紙に書いて…。
で、また見事な敗戦でございました。
何なんだよ、もう…。人数は少ないし、女性のほうが多いし、オタクは隠したし、中間印象もよかったのに。
これ以上の好条件なんて、ありえないってほどだったのに。
しかも、意中の人は見事に他の男にかっさらわれ、またも隣の男もカップリングされてたし、
なんじゃそれ、ぼくは引き立て役かよ!!
好条件が全て重なったのに、うまくいかない事実は、
オタクであることを隠したぼくも、やはり価値が無いという事実。
何がいけないんだろう、顔か、話ぶりか、話の内容か、趣味か、スーツが安物だからか、
それともよくいう「生理的に嫌」って奴か?女性の特権だよねそれって。
心が折れてしまったsnakeは、またもやカウンターで独り酒をかっくらってしまいました。
そのまま自宅でも痛飲して二日酔いw
どうやって闘えばわからなくなってきました。
回数の問題か?でも、やっぱりオタクだからなぁ…。
9月12日に書いたブログでも、趣味はドールだと最初から言います。と宣言してましたし。
ついに読者の方まで騙してしまった。
しばらく、気力の回復を試みたいと思います。
<今週の名言>
女性「芸能人に似てるって言われない?」
snake「田部未華子とか。」
女性「あの、あんまり可愛くない人?」
snake「( ´A`)」
そんな鬱屈した気持ちをギターにぶつけました。
最近、アンプを通した音を録音できるようにミニスピーカーを買いました。
100人に斬られた男の顔を(目元だけですが)ご覧下さい。
1.ふわふわ時間
2.back to home (オリジナル曲です)
http://www.youtube.com/watch?v=YeWRsYCvAwo