こんばんは、snakeです。
先日、久しぶりにジムカーナを楽しんできました。
え?ジムカーナって何か?と。
モータースポーツの一種でして、広い舗装されたスペース(駐車場などを貸切にする)にパイロンを置いて、
それらをコースとしてタイムアタックをするというスポーツです。
まずは目印が少ないコースを覚えて、1分少々の時間を最大限の集中力を持って走りきる特徴が有ります。
サーキットと違って、コース上に他の車がいないので正に自分との戦いです。
タイムを出したい・・・アクセル踏みたい・・・減速したくない・・・そんな雑念との戦いです。
既に4万キロを走った愛車でして、前日のうちに3時間かけて4輪分のブレーキパッドを交換して臨みました。
当然純正パッドで~す。ぼくの車は非常にレアなので、極力ノーマルで乗ると決めております。
そして、いつか博物館に寄付するという妄想が・・・。
どれくらいレアかというと、自分以外に乗ってる人を1人しか見たことが無い。
もう一つ言うと、その人は色違いで、ぼくの車種で赤に乗ってる人を見たことが無い。ただ一度も・・・。
駐車場に停めると目立つ、声かけられる、質問される、もうね、嬉しいやら悲しいやら・・・。
いやもう、1台目のロードスターと一部ボルトサイズが違ったり、久々の整備で手間取ってしまいました。
そもそも、ホイールナットが固すぎてsnakeのフルパワーでも緩まなかったり・・・(556吹きまくり)
リアのブレーキキャリパーは固着が始まってて、近日オーバーホールしなきゃいけないし(面倒なんですよ)
うっかりボルトの頭をナメたりして6角ソケットを買う羽目になったりと、珍道中でした。
そんなレア車を競技に使っちゃらめぇぇええ と、いう意見がありそうですが、
スポーツカーは走ってナンボ。全力で走るが、壊さない!
コースは一発で覚えられたので、さっそく感触を確かめるように走りました。
それ以前に、一本目の練習時にものすごい動悸に襲われました。
ジムカーナがこれほどドキドキするとは思いませんでした。慣れたことだと思ったのに。
それからは、一日中夢中で走りぬきました。
目標タイムを少しずつ釣り上げ、自分にプレッシャーをかけつつも楽しむことに専念しました。
ほとんどノーマルなので、絶対的な速さは無いのですが、非常に素直で懐の深い挙動を見せてくれました。
オーバースピードならアンダーが出るし、踏みすぎたらオーバーが出ると。
当たり前の挙動が、当たり前に出てきました。だからこそ、操りきれる愛車です。
バケットシートに包まれて、車と対話しながら、ギリギリのラインを狙って走る緊張感。
ぼくが想像したとおりに、理想のとおりに、夢のような空想の走りを現実に変えてくれる愛車。
これほどジムカーナが楽しいと思ったのは初めてです。
なぜ楽しいのか、これは速いからじゃなくて、愛車と一体になって走れたからですね。
これ以上濃密な車との関係は無いと言えるほど。
3年ぶりのジムカーナは、愛車との濃密な時間を再認識できました。
改造するつもりはありませんが、もっと気持ちのいい運転が楽しめる車にしてやりたいですね。
>メニュー ブレーキのオーバーホール。 めんどくさい・・・。