今回のGWの旅はこれが目的だったんですよ。

道路や公園を占領し、タイの中心部は大混乱です。

数週間前には日本人記者が射殺され、至る所で暴動が起き、死者も多数出ていますショック

(最終的には90人以上死亡、約2000人が負傷するという大暴動となってしまいましたあせる

こりゃぁ、俺がこの騒動を止めに行かねばなりませぬぞ。

 

2010年(平成22年)5月1日(土)

 

タクシン派がルンピニ公園を占領し!

古タイヤでバリケードをし!

拠点として居座り!

警察、報道、タクシン派でごった返しです。

まっ、今すぐドンパチをやりそうには思えませんが、かなり緊迫状態があがって来ている感じは伝わってきます。

実際、影から銃口は常にチャンスを狙っている事でしょう。

タイ国中で小規模な小競り合いや暴動は起きているが、ここルンピニ公園が最大の拠点です。

ので、タイ中の警察、軍隊をかき集め鎮圧にあたろうとしています。

しかし、まだまだ小康状態ですね。

でも、いつ強行突破に出るやもしれません。何となく素人目にも近いのが感じ取れますねーアセアセ

俺がいつも行っていたデパートも占領され!

火災や爆破騒ぎもありました。

この周りの道路はほぼ通行止めっす。

モノレールも動かず移動には苦労しましたわ。

でも、この周辺を離れれば関係無し。

で、カオヤイ国立公園と、トゥンヤイ・ファイ・カ・ケン野生生物保護区群世界遺産周りをした次第でゲラゲラ

 

この厳戒態勢を見るとそろそろ決着をつけるんでしょうかね?

物々しいっすガーン

爆破騒ぎが多いので警察犬も駆り出され。

実は俺が時々利用していたホテルの前の駅も爆破騒ぎがありました。

距離にして100mも離れていません。

あと1週間訪問がずれていたら、巻き添えをくらったかと思うと恐ろしいですわ滝汗

周辺の歩行も大変です。

道路だけでは無く歩道や脇道も有刺鉄線で通行止めっす。

知り合いの、緑の看板のお店もこのガードでは入店は難しそうですね。

ここは俺が余計なアイデアを出した為、タイに住み着きお店をオープンしたんです。

まさかこんな事態になるとは予想もしなかったでしょうね。

ので、今のコロナウィルス騒動と同じくこんな状況では閉店にするお店が多数。

唯一商売繁盛だったのは飲食店ですね。警察官たちの食事で今までにない需要が有ったようですキラキラ

出動した地域でユニホームに違いを入れているのでしょうか?

でも、ルンピニ公園の廻りすべての道路にこれだけ張り付かれては・・

猫の子一匹通りませんてガーン

こっちはアーミーたちですね。ちょっと雰囲気が違います。

こちらは迷彩服にライフルを装備していますわ。

で、休憩しているアーミーたちの前で勇気を振り絞って撮影を!

こそっと前に行き写真を撮っていたら。

隊長に手招きで呼ばれで・・

やばッ、捕まる!滝汗

こっちに座れと!

えっ!

椅子を用意してくれて真ん中で撮影。

そっちかいっ!グー

いやぁ、マジ焦ったわー。

でも、これじゃ誰が隊長なのかわかりませんわ。

どう見ても俺が一番偉そうだしー(爆)。

(俺の左手側のスカーフが隊長)

が、素人ながらにそろそろ決戦が近いのは窺い知れますね。

もう、数か月暴動が起きたままだし、警備が物々しくなってきました。

と、翌日!

あんれっ、ルンピニ公園のバリケードの一部が取り除かれていますね。

チャ~ンスキラキラ

中に入ってみましょう。

警察に止められやしないかとオドオドしながらゆっくり進みます。

何故が警察にもタクシン派からも制止は掛からず。

 

おぅ、トラックにはこの騒動で犠牲になった人たちの写真が貼られていますね。

これでモチベーションを上げているのでしょうか。

これが本部のテントです。これって覗いて大丈夫かなぁ?

撃たれないかなぁあせる

で、これがタクシン派の立てこもり本部の中です。

ん、親分の元大佐はいませんね。

でも、不思議なほど緊迫感は感じられませんでした。

俺は、内心超怖かったですけど(爆)

正直、タクシン派に襲われるより、狙撃班に俺の額に赤いレーザーポイントを付けられたりしないかと?

ここは警察が常にマークしていますから、間違って狙撃されるんでは無いかとね滝汗

様子を撮影っす。

やっぱ考える事は一緒ですね。プライベートで撮影してる感じでした。

どう見ても報道って感じではありませんでしたわ。

まぁ、この辺はタイという事でウインク

連日連夜ではさすがの警察官も疲れます。

交代で休憩って事で!

食堂等、一部の商売は大繁盛のお店もにやり

で、数週間後に首謀者は射殺され騒動の幕は降ろされました。

実際、本当に危ない状況だったんですね滝汗

 

旅の思い出は宝!

食はいのち!

がんばろう!タイ