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まず、近傍の世界遺産2つを駆け足で巡って走る人
今日は重要な案件が残っているんすよ。
 
このブログは、食う坊がスウェーデンのストックホルムでシュールストレミングを食べた記録であって、お店のグルメ紹介ではありません。 詳しいお店の内容はご自分で確認してから訪問願います。
パソコン閲覧用に作成しております。スマホでの閲覧は映像や文字の配列が変わり見にくいですがご了承願います。
 
(参照例) ウィキペディア
 
2018年(平成30年)9月8日(土)
 
市内中のデパートをまたまた探し回り走る人
2店舗で缶詰は見つけたことは見つけたんですが・・
みんなデカいんすよ
それに今まで見たことが無いパッケージ模様だしあせる
ガイド 「T-JARLEN店だった有るんじゃないかしら?」
俺 「そうだね。もう時間が無いしー、そこに無かったらデカい缶詰でも買いましょう。」
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係員に缶詰が有るかどうかを聞いたら奥にあるって。
ん、これじゃねぇ!
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いやぁ、極々普通に陳列されていることが凄いっすね。
流石は本場です。
スウェーデン北部では当たり前のようですが、ストックホルムでも有るんですねぇ
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いやいや、それはデカいってあせる
俺 「小さいのが欲しいんですよ。」
店 「となると、このあたりかなぁ?」
店 「これが丸のまま漬けたやつで・・」
じゃ、それにしますか
 
ガイド 「跳ねた汁が一滴でも服に着くと電車で帰れませんからねむかっ
食べた事のあるガイドから、水の中で缶切りすると良いと教えられて。
なるほどぉ、水中だったら跳ねる心配もないし、圧が掛かっているので水は入らないって寸法か。
しっかし~良く知ってんなぁ。元渋谷っ子でも、流石は地元ストックホルム暮らしでんな
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シュールストレミングは7月に製造され9月頃に食べ頃になるようです。
昔は技術が無かったのでこの保存方法だったんですね。
このパンパンに膨れて発酵の進んだ缶詰が魅力だったが、今回のチャレンジにはチョット大きめなんですねぇ。
小さいのにしましょう
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もちろん、日本で購入できる事も分かっています。
でも、折角スエーデン来たのであればここで食わないと。
いやいや、実はストックホルムに寄った主なる要因はこれを食うためだけと言っても過言ではない(爆)
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同店内で缶切りと水2ℓ。それと水を入れるバケツ。
でも、バケツは処分するのが大変なので、要らない段ボールを貰ってきました。
俺が後でバケツの代用品に作り変えましょう。
と、ビニール袋と!
よ~し、すべて揃いました!
 
でも、一番の問題は試食の場所です。別に河原じゃ無くても人がいなけりゃOKなんですがあせる
ガイドはさらに地理に詳しい旦那に電話を入れ、近場のストックホルム大の裏山に決めました。
電車に乗り大学の駅で下車。さらに通りから左の細い脇道に入り、さらに細い道を右奥にと・・
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土曜なので学生は少ない。よしよし俺にとっては好都合ですな。
でも、ここは散歩コースになっていてたま~に歩いている人なども。
まぁ、踏み固められた道が出来てるくらいだもんなぁ(笑い)
 
更に道なき道を登りー
ん、この辺で良いか。
ここは見晴らしも良いしー、まず人は来ないでしょう。
(本当はもう歩くのに疲れたんすよ
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では、段ボールを切り取り!
ビニール袋を敷いて。
簡易バケツ完成!
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フォークと手袋はこのために日本から持参してきました
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と、運悪く散歩をしているご老人2人に遭遇。
ガイド 「今からシュールストレミングを開けますので。」
通 「わぉっ!
スエーデンの方では無かったようですが、1人は存在を知ってたようで意足さ走って行きました(爆)
 
いざっ!
缶切りの刃が刺さるととたんにブクブクと気泡が立ちます。
圧が逃げてますね。
うぅ、臭っ!チーン
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圧が無くなればもう水の中でやる必要はありません。やり易いように外に出して缶切りを続けます。
いやぁ、臭い!滝汗
 
既にこの段階で何処からともなく大量のハエが。
赤紫や玉虫色に輝く如何にもって感じのハエ達です(笑い)
今まで虫の存在すら無かったのに、一体何処からこんなにショック!
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ガイドの話だと、このハエですら臭いで死んだというのを実際目撃したって!
殺虫剤?
細菌兵器なの?
 
はい、オープン!
ぐっ、ニシンそのものっす
今まで見てきた切り身の缶詰とはインパクトが全然違いますわ。
まんまでんがなあせる
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フォークで持ち上げてっと。

汁が跳ねないように気を付けてっと!

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では、パンに乗せて食パン
パンは先ほど昼飯をしたお店から数枚くすねて(頂いて)きました。
本来はニシンを水で綺麗に洗って、そこに玉ねぎやジャガイモ、サワークリームや香草などを乗せ、それをアルコール度数の高いウオッカ系のツマミとして頂くようです。

でも、すでに水は全部使っちゃしー、乗せるのは何にも無いしー

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仕方ない、そのまま齧り付くか
よっしゃぁ、行くぞうぉおーっ!
プチプチと小さな玉子が潰れるのが分かります。
それに塩っからいっすね。でも食えない事も・・・
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うっ!ぐっ!
うぇ~っ!
うぇ~ぅ~ぇ~っ!
やばやば、危うくリバースするところでした。
かぁ~、こりゃダメだわぁ~。
臭さはもちろんだがニシンを噛んだ時の生っぽさがあかん
死んだ魚が炎天下に三日間くらい浮いていたのを齧ったような感じ。
発酵って言うかぁ、俺は腐敗としか感じとれんかった。
 
ぐぅっ、ギブっ!
噂以上の衝撃でしたえーん
でも、これはそのまま齧ったからダメなだけであって、きちんと小さな切り身にして色いろトッピングすれば行けたかもね
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はいはい、では念願も叶ったのでお片付けです。
汁は自然に帰し、缶詰類は駅のゴミ箱に。
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もう俺たちは鼻がバカになっているので臭さは気付かないが、乗客たちはなんかぁ何処からともなく臭ってくるなって思ったりしてるのだろうか(笑い)
 
旅の思い出は宝!
食はいのち!
がんばろう!スウェーデン(検索キー)大盛り,山盛り,激盛り,爆盛り