建設業は重層下請構造で成り立っていて、建設現場には日々様々な業種の人達が代わる代わるやってきます。


また、同じ場所や同じ通路を使ってやる業務も多くエレベーターなどを共用することも度々起こります。


だから、初めて会う人と協力して作業をすることが毎日の様に起こります。


皆誰にでも必要最低限のレベルでは礼儀正しく、協力して作業したりできるだけ他人に迷惑を掛けない作業を心がける様にしています。


しかし、手元として雇っている雑工や土工に対する扱いは人や会社それぞれです。

本当に気を遣ってくれるところもありますし、水分補給どころか休憩も決まり通りに取らせて貰えないこともあります。


私は本業では管理職でしたが(今は一旦定年して嘱託)、わかりやすく雑工の立場で指示を受けて作業することは全く抵抗ありません。


しかし、横暴な人に会うと少し嫌な気持ちにはなります。


ある時は多分70歳を超えているであろう土工が上位請負会社の人に蹴られているところを目撃しました。

蹴られた人は少しいい加減でヘラヘラした人でしたが、これはちょっとした物言いや部下を飲みに誘った位のことがパワハラになるんじゃないかと真剣に論じられているご時世の中で新鮮な驚きでした。(笑)


これも勉強ですね。


こういうカルチャーショック、嫌いじゃありません。ニコニコ