結婚し同居を初めてから約4年が経とうとしていた所でした。
初めてみる妊娠検査薬の陽性。
妊娠超初期症状は、2年前から毎月のように鬼の様に検索していて、ちょっとでも胃もたれがあると 『胃もたれ 妊娠初期症状 』とか 軽いだるさ、頻尿など 何かにつけて妊娠初期症状だと記事を読んでは、結局生理がくる
を繰り返していたので、今回のちょっとした胃痛やだるさ、イライラみたいなものも どうせ違うだろうと思っていたので、本当に予想外の出来事でした。
よく見る妊娠サプライズ?みたいなものをする余裕もなく。
ただ嬉しくてまっさきに旦那に見せに行きました。
旦那もすごく喜んでくれました。
そして次の日にすぐに病院へ。
胎嚢はまだ見えませんでしたが、血液検査では妊娠は確定とのことでした。
それから毎日、また検索魔になっていました。笑
胎嚢が見えなかったら?
子宮外妊娠、化学流産。心配で心配でたまりませんでした。
その一週間後の検査では、無事小さな胎嚢が確認できました。
でもやはり、心配なのは変わらず 次は赤ちゃんがた見えなかったら??胎嚢の大きさが小さいと問題がある??
毎日毎日、検索をかけては心配して。
ただ旦那は、絶対に大丈夫だと。いつも横で笑ってくれていました。私は安定期まではあまり言いたくはなかったのですが、やはり韓国の家族文化だからでしょうか。
すぐ発表したかったようで、旦那は私の母親にラインでエコー写真を送り発表。
そのタイミングで義両親と義兄夫婦にも伝えました。
そして旦那の趣味の友人達や、行きつけのお店の店長にまで、すぐに話してしまう旦那。
言うなよ~とは思いましたが、とても嬉しそうな旦那を見て、微笑ましい気持ちでした。
そして、特に出血や腹痛もなく順調に7週を迎え
検診。そこで初めて赤ちゃんのはっきりした姿と心臓の音を聞きました。
ドクドクと、しっかり規則的に聞こえる心臓の音。
もうなんとなく人のかたちになっている赤ちゃん。
初めての経験で、ずっと待っていた瞬間でした。
そこでやっと、妊娠したんだ。大丈夫なんだ。
と安堵することができました。
お酒や生物は勿論、コーヒーやカップ麺などあまり問題がないと言われているものでも、一切とりませんでした。ヨーグルトやバナナ、野菜、とにかく体に良いものだけを食べようと
毎日が幸せでした。妊娠してからもっと体を大事にしてくれる旦那の姿。毎日のように、女の子かな?男の子かな?服はこんなの着せたいね!
毎日の会話が幸せでした
。
胎児保険にも加入し、韓国では産後に約2週間、赤ちゃんとお母さんの体をケアしてくれる産後チョリウォンというところに入るのですが、その予約もしました。
気が早いかもしれませんが、マタニティフォトの予約もしていました。
そして8週目。なんとなく気持ち悪い、程度だったつわりもピークに。1週間、パンとヨーグルトを1日一口食べては、胃液を吐いていました。
ただ、エコー写真をみると つわりも赤ちゃんが育てっている証拠だと感じ、それさえも私にとっては大切な時間でした。
9週目。今考えると、なんとなくだるさがおさまったような。毎日微熱があり体が火照っていて、暖かかった足も妊娠前の冷え性のいつもの冷たい足に。
そして絶対に受け付けなかったお米やお肉をすこし食べられるようになった。
これくらいの変化だったと思います。
結論から言うと、すでにこの時点で赤ちゃんの心臓は止まってしまっていました。
今日、2023年5月23日が10週目の始まりでした。
朝9時の早い時間の予約。旦那もついてきてくれました。
そして待ちに待ったエコー。
なんとなく、見た瞬間 不安になりました。
全く動かず、固まった赤ちゃん。
あら、、心臓が動いてないね、、大きさは9週。
心臓の部分がピコピコ動いているのが見えなきゃいけないんだけど、、今回は残念だったね。
何を言ってるんだろう?前回は脈拍150で大きさも平均だった。前回みた時からすごく大きくなってるのに?
一回目の心配確認後からの流産の確率はかなり低かったはずなのになんで??
淡々と手術について説明する先生のいつもの早い口調は、まったく頭に入りませんでした。
待合室にもどってからも、ただ呆然としていました。