いつもお世話になっております、獨協大学男子ラクロス部、4年の伊藤輝です。




また、コロナ禍であるにも関わらず、チームの活動を応援し、支えてくださる、ラクロス関係者の方々、大学関係者の方々、チーム関係者の方々には、感謝をしても切れません。
この場を借りて御礼申し上げます。




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ラクロスが好き。それよりも大切なもの。




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まず、このブログのスタートは同期に対して感謝を伝えるものにさせて貰います。




同期へ
ほぼ毎日、顔を合わせてるけど、全然飽きることがなく、ずーーーっと笑っていられる同期で居てくれて、本当にありがとう。





俺は、ラクロスが本当に好きだけど、それよりも大切だなって思うのは、毎日毎日、来る日も来る日も、辛い練習を一緒に頑張り続けた、同期の存在です。





心の底から、ラクロスを辞めたいって思うことも何度もあったけど、この同期が居るから頑張ろうって何度も立ち上がれた。感謝しかない。




1人1人に個性があって、1年の頃からハート作り続けたかまちょとか、

肉まん奢ってもらうまで動かないサイコパスとか、

香港で胃腸炎になって死にかける奴とか、

ラボとかよくわからん奴とか、

しゅっしゅ言って周りに夢を持たせる天才努力家とか、

超絶イケメンとか、

ラクロスのために入部した謎の文才ある女好きとか、

すぐ家(溜まり場)汚くする頼りになる奴とか、

遅刻魔千葉の童貞とか、

すぐ影響される巨人とか、

ラクロス大好き三浪とか、

ベイスターズ好き筋トレ好きしっかり者とか、

怪我でも練習しようとする俺を止めてくれる仲間思いのTR達とか、

審判やビデオに文句を言う俺たちを見捨てないで無償の愛を注いでくれたMG達、

1人に1人に助けられました。




一生忘れない、掛け替えのない存在です。




皆んなが居たお陰で、伊藤輝という人間の存在価値が生まれました。




このメンバーでラクロスをやれたことは、最高の時間でした。




自分としては、チームが勝つとか、負けるとか、そんなんじゃなくて、皆んなで、この同期で、楽しかったって思える時間があったことこそが、価値のあるものだと思います。




なので、シーズンラストの瞬間まで、ラクロスというスポーツを通して、成長でき、このチームを大切にして、感謝を込めて走り抜けましょう!!




最後は笑いながら、泣きましょう!!
そして、自分達が1番応援したいと思えるチームを残して引退しよう!!








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愛すべき後輩のみんなへ




自分は、入部当初、獨協ラクロスがあんまり好きじゃなかったです。




だけど、今では心の底から大好きです。




それは、自分がチームの為に、何か行動を起こして、言葉を発して、チームを変えよう、良い方向に持って行こうとする人達が増えたからです。




1人1人が仲間の行動を認め、感謝して、尊敬して、そうしたら、どんどんチームの為にポジティブな影響をもたらしてくれます。何でも楽しむ気持ちを忘れないでください。




これからの獨協ラクロスを支える1人として、チームの為に行動して欲しいです。




そして、獨協ラクロスを皆んなが好きで、周囲に、最高の笑顔を届けられるチームになってください。『相思相愛』の体現を期待してます。引退してからも応援し続けます。




先輩らしくない姿を見せつけた、俺たちだったけど一緒に楽しく戦ってくれてありがとう。




心から感謝してます。



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ここから、
最後のブログと言うことで、自分がなぜラクロスを始め、毎日の練習に耐え、ここまで続けてこれたのか、4年間の思いを込めて、綴りたいと思います。




同期は思い出話にもなるから、読んでも読まなくても大丈夫です笑




気になる人だけ、是非読んで笑笑




めちゃめちゃ長いので、読めない方は、最後の3年生、4年生篇を是非!
(全部掛け替えの無い時間だから読んで欲しいけども笑)




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(1年生)



私が、ラクロスを始めたのは、至って普通。入学式の新歓初日で初めてやったパスキャが楽し過ぎたから。(最初からちょっと上手かった)と言う理由で、ほぼその日に入部を親に伝えてました。(受験で太った分痩せたかった…)




両親は見たことも聞いたこともない、摩訶不思議なマイナースポーツをやりたいと言う自分に対し、「4年間、続けられるなら」と応援をしてくれました。




入部を決め、同期となった仲間はめちゃめちゃ多く、仲間が一杯なのはすんごく嬉しいなあと思い、ここで勝ち抜くぞ!とかのライバル意識とかは全く持たず、のほほーんとしていました。




1年生チームは、サマー優勝を目指し、毎日毎日、練習、自主練を繰り返し、本当に勝つ為の努力をしてました。




その途中で、フレッシュマンキャンプで出会った、埼玉大学の『木村剛』という選手のお陰で、自分のラクロス人生は大きく変わりました。




剛が教えてくれた、開塾に参加したことにより、自チーム以外の人とやるラクロス(勝つよりも楽しむラクロス)に出会いました。




本当に感謝しかないです。




そこでの様々な出会いが、自分を強くし、チームの中でもトップクラスのラクロス大好き人間に導いてくれました。




今ではBoxラクロスで有名な「みっちーさん」とも、剛が教えてくれた、北戸田のBoxのお陰で仲良くなれました。




サマーでは、自分はほぼ何も出来ず、活躍することもなく、優勝を逃し、悔しい気持ち半分、ラクロスの楽しさがあるから、まあいっかと言う気持ち半分くらいでした。




こんな気持ちで、ウィンター、あすなろと同期試合も、パッとしない結果で終わり、その年に、チームは2部リーグに降格した。




こんな中、「努力する」と言う言葉が、苦手な自分は「楽しくて、好き」と思えるラクロスを全力でやろうと決めました。




1年生のオフ期間に入ってからも、ほぼクリスマス開塾や、大晦日の108カナディに参加し、様々な出会いがありました。




その中で、最も自分のラクロス観や人生に大きな影響をもたらして下さった、じゅんぽさんには本当に心から感謝しています。




獨協ラクロスの存在、ラクロス界の歴史、ラクロスの楽しさ、様々なことを学びました。




この1年間、自分が見てきたラクロスは本当に小さい世界だけだったんだなと痛感した瞬間でした。




そして、自分がこのラクロスというスポーツを通して、学ぶべきことは







正しく、じゅんぽさんから頂いたこの言葉だなと思いました。(ずっとスマホの壁紙)




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(2年生)






2年生となり、
自分がラクロスが楽しいと思う気持ちと、裏腹に自分の評価はあまり高いものではありませんでした。(実力が伴わないから当たり前)




だけども、自分のラクロスに対しての行動や愛を評価してくれる、同期や先輩が居てくれたお陰で、自分がラクロス部を離れることがなかったと思います。




特によっちさんがラクロスを楽しむ姿は、自分にとっては大切なお手本でした。




おいたつさんには自分の強みを見つけるサポートをして貰えてありがたかったです。リーグ戦で大変な時期なのに迷惑かけたなーって今になって思います。




感謝してもしきれません。




何より、この年に感動したことは、BリーグVS一橋戦での勝利でした。最後の最後で4年生が点決めてくれました。そうたさんカッコ良すぎました。




この試合の後から
何となく、ふわふわっと「エースになる」って決めました。




この頃、同期のゴーリーが居なくなり、自分がやるかもしれないとなっていた時も、謎の周囲の期待感と不安で押し潰されそうでした。何故か、泣きながら悠生と大輝に電話で相談してました、クロス触りながら笑笑




だからこそ、ゴーリーではなく、アタックとして、エースとして活躍すると心に誓いました。自分との約束でもありました。




だけど、エースって何だろうなって思い、人生の師匠であるじゅんぽさんの質問箱に投稿しました。






こんな回答が来ました。
やるしかねえなって思いました。



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(3年生)
毎日、血の滲むような努力と行動力を見せてくれた、4年生達ですら入れ替え戦で勝つことができず、悔し涙を流した日から月日は流れ、自分が3年生となり、主力となった頃、




自分が考える「ラクロスを楽しむ」と言う考え方が、評価されず、心の底から、チームを好きになれなかったことがありました。




リーグ戦を前にした、練習試合 VS武蔵戦で、尚典と試合中にも関わらず、涙を流しながら、「もう部活やめよう」と言いながら戦ってました。




だけど、こんな事でチームを嫌いになったりしたら、ラクロスを今まで続けてきた、自分が馬鹿馬鹿しいし、何より応援してくれる人達に本当に申し訳ないと思うようになりました。だから、なんとか頑張れました。




そして、ラクロスってスポーツは、本当に限りなく可能性が無限大なスポーツで底知れぬ楽しさがあることを認めさせてやるって思って、WORLD CROSSEのトライアウトを受けたり、Bチームを日本一のBチームにすると意気込んで練習に取り組んだり、ラクロスを楽しむ姿を存分に見せつけました。




そしたら段々と評価も変わり、リーグ戦も、そして入れ替え戦も出ることができ、ちょっぴり活躍も出来ました。




ラクロスに感謝しました。




入れ替え戦での、心震える勝利の瞬間は、この人生で、ここを超えることがないと思うくらいの感動がありました。




試合を見に来てくれた、会場全ての人を熱狂させることが出来たんじゃないかなと思いました。




少しずつ、ラクロス界も『獨協ラクロス』を見る目が変わってきた気がしました。なんか自然と獨協っていいねって思ってくれる人が増えた気がします。






こんなの最高じゃん!




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(4年生)
そして、ラストイヤー。私は組織幹部長と言う役職を持ちスタートしました。




保護者説明会と言う名の、チームメンバーとの交流会を開催し、順調でした。




自分は、昨シーズンの後十字靭帯損傷の影響で練習に復帰できていませんでした。が、岸さん(HC)が作るラクロスが楽しくて仕方ありませんでした。




そんな中、新型コロナウイルスの影響で活動が休止。




ラクロス界全体が様々な協力をしながら、新歓活動についてや大会の在り方、チームの価値を議論しました。




正直、死ぬほどキツかったです。
白髪増えました。
毎日楽しくラクロスしていたのが一変、




様々な人と、オンラインでの議論をするなかで、自分自身のチームを組織する力の無さ、影響力の無さ、行動を起こす力、何もかもが無い、欠けていると思い知らされました。




自分は誰かに求められてこそ、動けるんだなと思いました。




組織幹部長としての、肩書きはあるものの、だからと言って、チームに対して何か大きな貢献が自ら出来るわけでも無く、苦し過ぎました。




この様な精神状態のなか、決まった、
特別大会。




大会を運営してくださる、学連や協会の方々には感謝してもしきれません。




私がこんな中、組織幹部長として残せるチームに対しての価値は何か?と考えたときに、
「心の底から、ラクロスを楽しむ姿を見せる」と言うものでした。




情けないし、綺麗事だけど、チームの事とか今までの先輩とか、後輩とか、何も考えずに、
純粋な心で、ラクロスを楽しむと決めました。




だからこそ、今年の特別大会には、全身全霊で『魂』注ぎ込んで楽しみます。




ここでしか、自分の『価値』は見せられないと思うからです。




今では、自分はラクロスの楽しさを見せられる人間に少しはなっているんじゃないかな?って思います。




勝っても負けても、学生ラストイヤー、やれることをやり切って、「ラクロスの楽しさ」を見せつける。




そして、獨協のラクロスって見てて楽しいよね!何か起こる気がするよね!って思われるチーム、そして、自分が引退した後、チームがさらに成長した時、獨協って強いよね!って思われるチームになっていたら嬉しいです。




OBになっても応援し続けます。






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最後に、ここまで読んでくれた、自分のコアなファンは両親だと信じて、感謝を。




この4年間、何一つ不自由無く、大学の部活を続けることが出来たのは、2人のお陰です。尽くしてくれてありがとう。




入部当初は、恐らくここまで活躍するとは思ってなかったと思うけど、2人の支えがあったお陰で、ラクロスを楽しく続けてくることができました。




2019年入れ替え戦を何回も見て、誇らしげにして喜んでくれる父ちゃん、口数は少ないけど期待と応援はずっと伝わってました。
お陰で、ラクロス伸び伸び頑張れました。
学生の頃の父ちゃんを超えられたかな?




防具の臭さに鼻を曲げてしまった、母さん、毎朝早く起きて、弁当作ってくれたり、俺の得点シーンの説明に何回も付き合ってくれてありがとう。自分を自慢できる人がいるのは心強かったです。




学生ラストシーズン、本当なら全試合、会場で、俺が心の底からラクロスを仲間と共に楽しんでる姿見せたかったけど、動画で観戦してくださいな!無限に再生できるから笑




何度も怪我とかで迷惑かけましたが、お陰様で、ここまで続けて来ることが出来ました。




学生ラクロスを楽しんでる姿が俺の2人への恩返しです。




引退したら、ちゃんと親孝行します。



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ここまで読んでくれた方、読んでくれなかった方、全ての方に感謝を込めて、ラストブログを締めさせて貰います。



獨協大学男子ラクロスBLITZ
             4年 伊藤輝