どっこい生きてるヽ(´▽`)/~今できることをやって みよう

どっこい生きてるヽ(´▽`)/~今できることをやって みよう

長年付き合ってきたうつ病を治療しながら、えん罪被害者支援、難病患者支援、その他自分にできること、興味のあることについて、呼びかけたり情報発信していきたいと思います。願わくば”灯り”をともせる存在になることを目指して。

「仙台・北陵クリニック事件」えん罪被害者の守大助さんを救ってください!

$どっこい生きてるヽ(´▽`)/~今できることをやって みよう

2001年1月6日に警察へ任意同行されてから、帰ってきません。
「筋弛緩剤を点滴などに混入し、患者を殺したり急変させたりした」との容疑をかけられたのです。
裁判は最高裁まで争いましたが有罪とされ、現在無実の罪で服役しています。
筋弛緩剤では説明できない死亡や急変です。えん罪なのです。
無実の守大助さんを救うため、ご協力をお願いします。


「無実の守大助さんを支援する首都圏の会」



2012年2月10日に再審請求申立書提出しました!
再審開始できますように、どうかご支援をよろしくお願いいたします!


★速やかな再審開始を求める署名を募っています★
署名用紙のPDFファイルはこちらからダウンロードできます(クリックしてください)

*ダウンロードしたPDFファイルを印刷して署名用紙としてお使いください
*お手数ですが署名は宮城県の国民救援会に直接お送り願います。(詳しい送り先住所は署名用紙をご参照ください)


どうぞご協力よろしくお願いいたします<(_ _)>




「西武池袋線痴漢冤罪事件」えん罪被害者の小林卓之さんを救ってください!

小林さん、2012年1月26日に仮釈放されました!
皆さまのご支援のおかげです!ありがとうございます!
再審無罪を勝ち取る闘いは続きます。引き続き、どうかご支援をよろしくお願いいたします!


$どっこい生きてるヽ(´▽`)/~今できることをやって みよう

2005年3月18日に西武池袋線の電車に乗車していた小林卓之さんは、車内で突然私人逮捕されました。

膠原病強皮症で指先を動かすのも激痛が走る小林さんには到底無理な痴漢の容疑をかけられたのです。

裁判でも小林さんの言い分は聞き入れられることはなく、有罪とされ一年10ヶ月の刑を宣告され、病身の身でありながら静岡県の通常の刑務所で服役しています。

重症の強皮症の小林さんには専門医による定期的な診察と治療が欠かせません。

小林さんが適切な治療を受けられるよう、刑の一時執行停止と再審を実現するために、
ご協力をお願いします。

「小林卓之さんの命を守るネットユーザーの会」


募金サイト イーココロ!


*「東北関東大震災の緊急支援」のためのワンクリック募金ができます!

Amebaでブログを始めよう!
しばらく支援ブログ記事を書くことができず、心苦しく感じておりますm(_ _ )m

無実の罪で逮捕・勾留され現在は千葉刑務所で無期懲役刑服役中の守大助さん(2001年1月逮捕当時29歳)の再審開始に向け、弁護団と検察側が審議会に臨んでいます。


 【北陵クリニック事件とは】

2001年1月、仙台の「北陵クリニック」の准看護師だった守大助さん(29)は、A子さん(11)の急変に関し殺人未遂容疑で逮捕・起訴され、その後1人殺人、3人の殺人未遂容疑と、計5件で逮捕・起訴が繰り返されました。
 本件は、当初守さんが犯行を認めたということで、准看護師の立場を利用し、仕事の不満を解消するために、約20人の患者の点滴に筋弛緩剤を混入し、約10人を殺害したとされ、前代未聞の凶悪犯罪として、当時のメディアを騒がせました。しかし守さんは逮捕から3日後に否認に転じ、その後は一貫して無実の主張を貫いています。
 2004年3月に一審(仙台地裁)で無期懲役の判決がだされ、二審(仙台高裁)では弁護側の証人、証拠、鑑定請求が却下され、被告人質問も認められないまま結審し、2006年3月に控訴棄却の判決となりました。
 弁護団は即日上告しましたが、2008年2月に上告棄却となり、無期懲役刑が確定してしまいました。
 その後、2012年2月に再審請求申立書を仙台地裁へ提出し、今に至っています。


 (仙台北陵クリニック・筋弛緩剤冤罪事件全国連絡会HPより)
 http://mori-daisuke.seesaa.net/


速やかな再審開始決定を求める署名を募っており、また再審を控え適切な証人尋問と証拠開示を要請するハガキ(いずれも仙台地裁河村俊哉裁判長宛て)を送ることにご協力をお願いしております。


●署名用紙のダウンロードはこちらからクリック
*署名用紙をダウンロードして印刷してお使いください。送付は署名用紙下部の送付先へお願いします。

●要請ハガキのダウンロードはこちらまたはこちら(ハガキ表ハガキ裏)からクリック
*ハガキのデータをダウンロードして印刷してお使いください。官製はがき用、白ハガキ(ハガキ大白紙)用など数種類あります。



再審をするにあたっては、すでに下された判決を覆す可能性のある新しい証拠や証言が必要になります。

今回焦点を当てたいのは主に次の2点です。

1.筋弛緩剤による殺人未遂の被害者とされたA子さん(当時11歳)の急変原因が、急性脳症、とくにミトコンドリア病MELASと診断できること。

2.検察自ら有罪の根拠とされた試料(被害者から採取した尿や血液)の鑑定結果や全量消費を現在進行中の再審請求審で否定しもはや証拠が曖昧なため、検察が拒み続けている未だ開示されていない証拠がすべて開示されること。





1.については、以前からブログでもご紹介しているとおり、池田正行前長崎大教授が自らのHP上でミトコンドリア病MELASの症状であり筋弛緩剤による急変ではありえないと主張されています。また、再審請求に伴い同じ趣旨の意見書も出されています。

「司法事故を考える」(池田前長崎大教授HP)クリック

池田前長崎大教授による意見書クリック


また、ミトコンドリア病は平成21年(2009年)に厚生労働省から難病の中でも医療費助成の対象となる特定疾患治療研究事業の対象疾患に認定されており、その認定基準に照らすとA子さんの症状と検査所見は「確実例」に該当します。
事件当時はミトコンドリア病は認知度がまだ低く、正しく診断されないこともままあったと考えられますが、認知度も診断の確度も上がった今日では、このような公の認定基準も審判にあたって十分考慮されるべきだと思います。

守大助さんの支援団体のひとつである「無実の守大助さんを支援する首都圏の会」がミトコンドリア病MELASの病態を詳しく解説した資料を提供していますので、厚生労働省の認定基準と併せて下記からぜひご参照ください。

仙台北陵クリニック 筋弛緩剤冤罪事件資料(病態論)クリック

ミトコンドリア病認定基準(難病センター)クリック

表1 代表的なミトコンドリア病
クリック



そのため、弁護団は池田正行前長崎大教授と、確定審まで有罪確定の根拠とされていた検察側主張の試料鑑定結果「m/z258イオンの存在=ベクロニウム(筋弛緩剤の成分)の存在」に対抗し「ベクロニウムからm/z258イオンは検出されない」という鑑定結果を出した志田保夫前東京薬科大教授の証人尋問を要請しています。


2.については、すでに10年以上も前の有罪が確定した裁判まで、検察は大阪府警科捜研で「鑑定した」とする被害者の血液や尿などの試料から「ベクロニウムの未変化体(体内代謝などにより化学変化していない物質)を検出した」という鑑定結果を証拠と主張おり、具体的には「m/z258イオンを検出したから」ということでした。
判決文では「m/z258のプリカーサイオンが,本件各鑑定資料中に存在したべクロニウムの脱アセチル化した変化体に由来するものでないことは明らかである」と微妙な言い回しになっています。


さて、「プリカーサイオン」とか「脱アセチル化」とか科学的な話になってくると、私を含め科学(化学)にあまり明るくない人々には「難しくてわからない~(汗)」となりそうですが、「無実の守大助さんを支援する首都圏の会」がこのあたりを詳しくわかりやすく解説した資料を用意してくれましたので、ぜひそちらをご参照ください。

仙台北陵クリニック 筋弛緩剤冤罪事件資料(鑑定論)クリック


要点を申し上げますと、大阪府警科捜研で鑑定を担当した土橋鑑定人は、この鑑定以前に行っていた自身による「法中毒」という講演の中で、質量分析すると「ベクロニウムではm/z258のみが出現するマススペクトルであった」としています。
*マススペクトルとは、質量分析結果を表す棒グラフで、縦軸に表れた数値(258等)で物質を特定できます。

土橋鑑定人はこの自身の講演内容を根拠として「m/z258が検出されたのだからベクロニウムが存在したのだ」と主張したのですが、実はこの質量分析結果を提唱しているのは土橋鑑定人のみで、国内外の文献や実験結果ではベクロニウムの質量分析の結果検出されるのはm/z279(z=2)またはm/z557(z=1)となっています。
*zとは、電荷を表します。mはイオンの質量です。


では、なんらかの形でベクロニウムからm/z258が検出される可能性があるかというと、加水分解(純水で溶解<25℃>)すると約20分でアセチル基が1個離脱(脱アセチル化)し、そこからm/z258が検出されるのです

ここで前出の判決文で「べクロニウムの脱アセチル化した変化体に由来するものでないことは明らかである」と言っていることと結びついてくるわけです。
つまり、鑑定段階でベクロニウムを加水分解など行われておらずあくまでベクロニウムを質量分析した結果だと言っているわけで、検察の上告答弁書でもそう明言されています。


そして、同じ試料を分析させてほしいとの弁護側の要請に対しては、「残しておいてもしょうがないから、いつも分析終わったら放ります」(土橋鑑定人証言)と、全量消費してしまってもう分析用の試料が残ってないことを明言しました。


ところが!


逮捕・起訴から10年、有罪判決確定から約4年が経ち、2012年2月に弁護団が再審請求申立をした後の再審請求審議会の中で検察は、意見書(2012年12月20日)中でm/z258が検出された理由として「分析前に加水分解が起こった」ことを含め複数の理由を提示してきました。

それだけでなく、あれほど「全量消費していて再鑑定は不可能」としていた鑑定試料についても、「鑑定終了時点で、鑑定資料の抽出操作で得られた『試料残渣』を、いずれ廃棄することを前提に冷凍保存して」おり、2001年5月15日以前に「『試料残渣』について分析条件を変更して質量分析を行ったところ、分子量関連イオンであるm/z279が検出された」とも述べてきたのです。


これまで検察が有罪の根拠としてきた「m/z258の検出=ベクロニウム(筋弛緩剤)の存在」という理論も崩れ、「鑑定試料の全量消費」もウソであったことが判明したわけで、今度こそ公正な裁判が行われるために、弁護団が証拠開示を求めているすべての証拠が開示されることを要請しています。


速やかに再審が開始され、語られるべき証言が語られ、開示されるべき証拠が開示され、公正な裁判のもと、無実の守大助さんが晴れて自由の身となって社会へ、ご両親の元へ帰ることができますように、どうぞ署名とハガキ下記にご協力をお願いいたします!


●署名用紙のダウンロードはこちらからクリック
*署名用紙をダウンロードして印刷してお使いください。送付は署名用紙下部の送付先へお願いします。

●要請ハガキのダウンロードはこちらまたはこちら(ハガキ表ハガキ裏)からクリック
*ハガキのデータをダウンロードして印刷してお使いください。官製はがき用、白ハガキ(ハガキ大白紙)用など数種類あります。


また、これから寒さに向かう刑務所で独り闘っている無実の守大助さんに、励ましのお便りをどうぞお願いいたしますポスト

〒264-8585
千葉県千葉市若葉区貝塚町192
千葉刑務所内


守 大助 様



$どっこい生きてるヽ(´▽`)/~今できることをやって みよう


どうかご支援よろしくお願いいたしますm(u_u)m
以前から支援をお願いしてきました、西武池袋線での痴漢事件に巻き込まれ不当な有罪判決を受けて膠原病強皮症の病身ながら服役し昨年末に仮釈放となっていた小林卓之さんの再審開始申立に関する決定が本日午後裁判所から言い渡されました。


【西武池袋線痴漢冤罪小林事件とは】

2005年3月、膠原病患者の小林卓之さん(当時62歳)が西武池袋線電車内で女性に痴漢行為をしたとして、私人逮捕、起訴された事件です。
小林さんは最高裁まで争いましたが、犯行可能性を否定する医師の証言や、違う衣服を着ていたといった犯人像と矛盾する目撃証言などがすべて無視され、2010年7月に1年10ヶ月の刑が確定してしまいました。
小林さんは、医療刑務所ではない静岡刑務所に収監され、充分な医療行為が受けられませんでした。
命の危険にも晒された受刑生活でありましたが、2012年1月26日に仮釈放となりましたが、不当な判決のため再審開始を申立てていました。
(「西武池袋線痴漢冤罪小林事件@Wiki」より転載・一部修正)


$イタイ45(@_@)の真面目にうつと闘ってみよう日記 - なるべく毎日更新



決定の内容を伝える47ニュースの記事(http://www.47news.jp/CN/201308/CN2013082801001423.html)を転載してお知らせいたします。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

東京地裁、痴漢事件の再審認めず 「指動かず」の主張退ける

 電車内の痴漢事件で実刑が確定し、服役後も「難病で指が動かせなかった」と無実を訴えている元教育相談員小林卓之さん(71)の再審請求審で東京地裁は28日、「確定判決に影響する新証拠ではない」として請求を棄却する決定をした。

 小林さんは服役中の2011年2月に再審請求し、弁護団は「当時から全身性強皮症という難病で指を自由に動かせなかった」とする専門医の意見書や鑑定書を新証拠として提出した。

 決定理由で細田啓介裁判長は「意見書などが仮に確定前の審理で出されていたとしても、確定判決の事実認定に疑いは生じない」とした。

2013/08/28 17:01 【共同通信】

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


「難病で指が動かせなかった」という事実を再度にわたりまったく考慮しようとしない、裁判所の不当決定です。

重篤な強皮症症状を呈していた小林さんを刑務所に収監しただけでも拷問に匹敵する行為です。

このうえ、冤罪の汚名を晴らす機会も与えられないとは、いったいこの国はどういう国なのでしょうか!

小林さんも、傍で支える奥様もまた難病に苦しんでいらっしゃいます。
再審の場が開かれたとしても、長い年月をかけて裁判を闘っていくのはたいへんな苦労と思われます。
それでも、無実を勝ち取るチャンスが与えられるのとそうでないのとでは、生きていくうえでの気持ちの張りもずいぶん違うものではないでしょうか。



本日午後に請求棄却の決定が出たばかりで、今後の動きについてはまだ未定ですが、新しい情報が入り次第お伝えしてまいりたいと思いますので、引き続きご注目をお願いいたしますm(_ _)m
先日、拙ブログ記事『「なくせ冤罪!市民評議会」設立総会、6月8日に開催』でご紹介した表題の市民団体が無事発足し、HPができました。

なくせ冤罪!市民評議会|SNOW 
Say No! To Wrongful Convictions: Citizen's Council
クリック


現在HPでは6月8日に東京・渋谷区立勤労福祉会館で行われた設立総会の報告(動画あり)や会則を掲載しており、会員申込みも受け付けています。


HPの「会則」から、「2.目的」と「3.活動」の項目を転載します。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

2.目 的
本会は、次の各項を目的とする。

1冤罪原因の究明。
2冤罪防止と被害救済のための、司法・行政・社会環境の改善と改革。
6その他、会の目的達成に資する活動。

3.活 動
本会は、前項のために次の活動を行う。

1過去、現在の冤罪事件について研究・学習し、冤罪を生んだ原因や背景について理解を深める。
2冤罪が、当事者・関係者・社会に及ぼす被害と影響について研究・学習し、理解を深める。
3上記の研究・学習を生かし、冤罪防止・被害救済のために必要な立法措置・法制度改革を提言する。
4法曹関係者・市民の意識変革を推進し、制度改革のために社会環境を改善する。
5冤罪とたたかっている諸個人、諸団体との親善、情報交換に努め、冤罪を許さない社会的連携を 拡大する。
6その他、会の目的達成に資する活動。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


「冤罪」はけして他人事ではありません。

最近では自分のパソコンを経由して他人が「なりすまし脅迫文」などをネット上に書き込み、脅迫犯人と間違われて逮捕された事件がありました。

また、電車車内などでの痴漢冤罪も、訴えられたら冤罪と証明することが極めて困難な、無関係な一般の人々が巻き込まれやすい事件です。


もしも冤罪事件に巻き込まれたら、どのようなことが起こるのか?

警察での取調べは?
検察は何をするのか?
弁護士はいつ、どうやって依頼するのか?
供述調書に署名・押印してしまったら?

考えたことがありますか?



冤罪を生み出さないように、もしも誤って起訴されてしまっても、きちんとした証拠に基づいて正当な裁判が行われるように、しっかり見守っていことが大切だと思います。


裁判員裁判制度が導入されて、以前よりは「裁判」というものが身近になってきた感もありますが、もしも「裁判員」という立場に立ったときに、しっかりとそこで行われていることを見極めて、「冤罪」を作り出す立場にならないためにも、普段から関心をもっていることが肝要と思います。


会員にはメーリングリストを通じて会から様々な情報が届けられるそうです。

詳細はこちら↓
なくせ冤罪!市民評議会|SNOW 
Say No! To Wrongful Convictions: Citizen's Council
クリック


冤罪のない社会を目指しましょう!
ペタをいただいて、kayさんのブログをお訪ねしてこの会のことを知りました。


『健全な法治国家のために声をあげる市民の会』


読んで字の如しの市民の会です。
つまり、この国の司法は今「健全でない」ので、「健全にする」ために声を上げようということです。


会のHP「ごあいさつ」に

なにかおかしいと思いながらも、傍観しているうちに、残念ながら、状況はどんどん悪くなってきてしまいました。ですから、ここで、勇気を持って声をあげていこうというものです。


とありました。


この、「なにかおかしいと思いながらも、…どんどん悪くなってきてしまいました。」というのは、ほんとに私自身感じていたことと同じで、でも「パラパラと個人が声を上げてみたところで、なにか変えられるのだろうか?」と心細くも感じていたところだったので、こういう会がすでにあるならばぜひ参加させていただきたいと思いました。


まずサポーターとして入会を申請しました。


kayさんも引用されてますが、「会の趣旨」のページに掲載された、ドイツの神学者マルティン・ニーメラーの言葉に深くうなずきます。


━─━─━─━─━─

彼らが最初共産主義者を攻撃したとき、私は声をあげなかった、
私は共産主義者ではなかったから。

社会民主主義者が牢獄に入れられたとき、私は声をあげなかった、
私は社会民主主義ではなかったから。

彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった、
私は労働組合員ではなかったから。

彼らがユダヤ人たちを連れて行ったとき、私は声をあげなかった、
私はユダヤ人などではなかったから。

そして、彼らが私を攻撃したとき、
私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった


━─━─━─━─━─


自ら声を上げなければ、誰も助けてくれないし、何も変わらない。


冤罪被害者の支援活動を通じて、「これほど司法が機能していないのか!」と知り驚くと同時に、他人事ではなく、いや、他人事であるうちに法がきちんと行われる国にしていかなければ、この状況はどんどん加速し、気付けば恐怖政治に支配される世の中になってしまう(もうなっている?)と恐ろしく感じるようになりました。


私がこの会に参加して貢献できることは少ないかもしれないけれど、一人でも多くの人が参加して声を大きくしていくことができれば、きっと何か変えられる、そう信じて、参加させていただきたいと思いました。


会のHPにある活動報告によると、この会は「陸山会事件」(小沢さんの件)をめぐる検察報告書の不当性申立てや、検察審査会の人事に関する公開質問状を東京弁護士会に送るなどの活動をしてきています。

今後、「取調べの全面可視化」や「証拠の全面開示」などの活動も推し進めていただければ、冤罪発生防止、そして現在冤罪被害者である人々の再審にあたりより公正な裁判が行われることにもつながると期待しています。


このような会やその活動について、少しでも知る人が増え、賛同する人が増えて、「健全な法治国家」に変わることを、切に望みます☆


『健全な法治国家のために声をあげる市民の会』クリック

先日、星月夜☆さんのブログで、遺伝子組み換えにより強力な農薬耐性のある農作物の種を開発・流通させているモンサントというグローバル企業のことと、モンサント製の作物が世界にはびこることに警鐘を鳴らすフランスのドキュメンタリー映画について教えていただきました。

「食が世界を支配する時代」クリック

「原発と遺伝子組み換え~いのちの根幹を利用した 二つの技術暴走するその先の未来」クリック


そしたら、私が購読している「田中優の”持続する志”」というメルマガに、前述のドキュメンタリー映画『世界が食べられなくなる日』公開記念にメルマガ主催者の田中優さんがトークイベントを催した様子が報告されており、とても興味深い内容でしたので、こちらでご紹介します。
*メルマガ内容は「転送転載、大歓迎」とのことですので、遠慮なく~。


トークイベントの内容レポートはメルマガでも前・後編の2回にわたっておりとても長い文章なので、ここでは後編の一部だけご紹介しますが、全編にわたってとても興味深い情報や考え方が披露されていますので、通してお読みになるには、下記のリンクからご覧ください。
http://www.mag2.com/m/0000251633.htmlクリック



以下、「映画『世界が食べられなくなる日』田中優トークイベントレポート(後編)」から抜粋して転載します。

■□■□■□■□■□

原子力エネルギーと遺伝子組み換え作物の関連を描くドキュメンタリー
『世界が食べられなくなる日』が上映中。

公開を記念して渋谷アップリンク・ファクトリーで環境活動家の田中優氏に
よるトークイベントが行われた。

自ら岡山に移住し、電力会社からの電力を使わずに生活する田中氏から、
これからの安全な暮らしへの提言が語られた。

………………………………

▼新しい可能性「菌ちゃん農法」

 佐世保で※「大地といのちの会」をやってる吉田俊道というぼくの友人が、
いま「菌ちゃん農法」というのをやっている。

 微生物の菌で土を豊かにすることが農業の9割だと、子どもたちと残飯を
堆肥にさせるんです。細かく踏んで土に混ぜ込んでビニールシートをかけて
完全な堆肥を作る。

 残飯だけだとC/N比といってチッ素が多すぎて腐敗に向かうことが多い。
そこで彼は草を加える。草を刈って濡れた状態で土の上にかぶせて、残飯を加
えてビニールシートを載せて3ヵ月経ってみると見事な土になる。その土で育
てた野菜は虫がつかないんです。虫って弱い個体を滅ぼすために存在する。
 カブトムシを見つけたかったら、弱ったクヌギの木を探せばいい。その土が
貧相で、野菜が病的だと虫が寄ってくるけれど、土が豊かだと、虫がつかない
んです。だから、無農薬だと虫がついていて当たり前、というのは間違いです。

 そして、そこでできた野菜は抗酸化力が強いんです。アンチエイジング効果
とかガンの抑制や放射能の予防効果などがある。彼が作った人参をジュースに
してみると、市販の人参のジュースはあっという間に酸化して色が変わってし
まうけれど、全然色が変わらない。


・・・・・


▼別な解決策と仕組みを出していくことで、原発を進められなくする


──(観客からの質問)こんなにみんなでがんばって、若い人たちに
   選挙に行こうと発信したりしても、なかなか結果が出ずにときどき心が
   折れそうになるんです。優さんはそんなときどうしているんですか?



 ぼくは基本的な考え方は、自分一人で社会は変えられないと思っているんです。
 みんなが変わっていくから社会が変わっていくのであって、誰かひとりがその
社会を変えるとしたら「ファシズム」です。ファシズム社会で良い方向に向かっ
ても、必ずひっくり返されてしまう。
 だから、みんなで納得づくで動かなければ解決しないんです。


 そして、ぼく自身フェイスブックやフィード購読や無料・有料のメルマガその
他で、3万人に伝えることができる。みなさんも1万人くらいはすぐ作れると思
うんです。意識的にやったらこの会場だけで、100万人くらい伝えられるでしょう。

 そういう仕組みがどんどん作れる時代になったので、そこは昔と比べたらずっ
といい方向に進んでいる。それを感じながら、心折れないようにする、というの
がまずひとつめ。


 それからもうひとつは、ぼくの家は太陽光発電パネルとパーソナルエナジーと
いう電気をコントロールする装置を購入して、100パーセント電気を自給にしまし
た。それでも暮らせるし、みなさんも暮らせるんです。

・・・・・


 晴れの日は電気が発電されすぎて、バッテリーがいっぱいになったあとはロス
していくんです。それがもったいなくて、やたら電気製品が増えて、電動草刈機
とか電動のこぎりとかが増えて、有り余った電気を一生懸命使うんです。

 そういう暮らしが一方ででき、雨が3日以上続くと、バッテリーが足りなく
なる。そういうときのために発電機を買ってきたのですが、ガソリン式のいちば
ん安いのは3万5千円ですよ。みなさんが携帯買うお金で発電機が買えてしまう。
その発電機で自給することが可能です。3日以上雨が続いたらその発電機を動か
してしまえばいい。
 その発電機を入れて電気なしで自給できる仕組みを作ってから、中国電力に
電話して、送電線を切りにきてもらいました。


 みんな逃げちゃえばいいんです。今はバッテリーが高いから、太陽光発電は
合計で500万円かかってしまいますけれど、今後下がっていくだろうし、そして
誰かが最初に買わないと安くならない。だからそそっかしいけど、今から買うと
いう人が現れないと次の時代は生まれていかない。

・・・・・


▼自然のかしこさをうまく利用した循環に入っていけばいい


──(観客からの質問)最近、支配のなかで入りたくないという思いを実現する
   ために畑をやろうと自給をしようとやりはじめたのですが、雑草や虫の
   脅威を実感することができました。
   ホームセンターでタネを買ったんですが、ああやって売っているタネは
   どうなんですか?


 基本的には、遺伝子組み換えではないが、野口種苗以外はF1だと思ったほうが
いいと思います。だけど、F1は4回か5回タネを採ると先祖帰りするんです。
だから自分のところで採るものというスタイルにしていけばいいんじゃないかと
思います。

 荒れた土地に生えた稲科の草は土を豊かにするために生えている、そこの場所
に切ってビニールシートの下で発酵させると、どんどん土が豊かになっていく。
そこの土に足りないものを作るために雑草が生えてくる。雑草は味方なんです。


・・・・・


 ぼくが住んでいる岡山県和気町の集落は農薬を使う農家が一軒もなくて、小学
校の給食は完全無農薬なんです。そしてネオニコチノイドも使わないから、うち
のツツジが咲いたときはミツバチだらけ。そしてもうひとつ大事なのは、マルハ
ナバチというおとなしいハチが飛んでくるのですが、これがホタルと共生してい
る。そのおかげで、うちの周りでたくさんホタルを見ることができる。

・・・・・


 そんな岡山のJAが、『奇跡のリンゴ』で知られる木村式自然栽培の米を作り
はじめた。農薬で儲けているJAが農薬を否定した農法を実験しているんです。
これはたぶん全国的にここしかないと思います。

 木村秋則さんは堆肥があれば堆肥を入れればいい、なかったら入れなければ
いい、と言う。土のなかにチッ素が不足するとそれを補填するバクテリアが住み
着く。実は自然の循環のほうがはるかにかしこいんです。それなのにモンサント
がそこに手を出すのでダメになっていく。
ぼくは次の農法が現実にあるので、
それを広めていくことの方が、モンサントに反対とか言うよりもいいんじゃない
かと思っています。

 こういうやり方があちこちに増えてきて、無農薬のものから売れていくと、
こっちの方が得だからと変わっていく。しかも吉田俊道の農法だと簡単だと
分かってくる。自然のかしこさをうまく利用した循環に入っていけばいいのです。


・・・・・


──最後にもういちど、『世界が食べられなくなる日』が来ないために私たちが
  できることをお話いただけたらと思います。



 「縦」「横」「斜め」の方向で考えて、自分にどれが向くか、どれが最適な
方法か考えてもらって、それをアウトプットしてほしい。


・・・・・


 上から下の社会から下からの上の社会へ変わる寸前まで来ています。一気に
ひっくり返して、「電力会社?昔そんなものがありましたね」と言えるような
社会に変えてしまいましょう。それをやっていくことが大事かだと思います。



(2013年6月10日、渋谷アップリンク・ファクトリーにて 構成:駒井憲嗣)


■□■□■□■□■□
(転載ここまで)


いろいろなアイデアや実践があって、なんだか、私達にできることってまだまだあるような気がします。


でも、もちろんみんなが電気を自給自足しようとしたら、電力会社も政府も結託してあれこれ妨害工作をしてくることは想像できるし、農業だって全国どこでも田中優さんの住んでらっしゃる岡山県和気町のように行くとは限りません。


それでも、例えば規格外の野菜(均一な形・質量でなく梱包に適さない、見た目が悪いなどの理由で市場に流通しないもの)の大半は農家が自主的に処分していますが、そのような野菜を応募者に無料でプレゼントする会員制サイト「タダヤサイドットコム」(http://www.tadayasai.com/)などのサービスも注目されており、「形が揃っていなくてはダメ」という感覚は消費者を離れ流通側のものとなりつつあります。


また、全国の多くの「道の駅」では、色も形も様々な「朝採れ野菜」や地元産の新鮮な海産物の販売が好評で、生産者から直接届く安くて美味しい食材を求めて、わざわざそのためだけに車で駆けつける常連客もいます。


TBSの『夢の扉』という番組でも取り上げられた、「IT技術+人の力」で農家と購買者を直接つなぐシステム「ベジプロバイダー」を開発・運用している加藤百合子さんにも注目です。

夢の扉(2013年3月31日放送)~東大卒2児のママの農業改革!『IT技術+人の力』で新流通システム
“生産者も消費者も社会もハッピーに!”~日本の農業を強く元気にする!
クリック

株式会社エムスクエア・ラボ(加藤さんが運営するベジプロ会社)


何かを変えるのに必要なのは、まず私達一人ひとりの”意識”かもしれません。
そして次に、”行動”。


何を食べたいか、子ども達にどんな世界を遺したいか、何を大切にして生きていきたいか、そしてそのためには今何ができるか、何をするべきか。


日々の生活の中で、ちょっとしたことでも「なにげなく」ではなく「考えながら」していくことで、少しずつ変化が生まれるかもしれません。



50年後、100年後に「いいなぁ」と思える社会をイメージしながら、できることから少しずつ、始めてみませんか☆