ヒロです。
いきなりの思い出ネタって、どうなの?
おかしいでしょ~ って、ツッコミが来そうですが、とりあえずこの話を完結しないと気持ち悪いから続けますね。
さて、その晩、先発隊は就寝時間とかの細かい決まりもなくて、自由。(この日のみ、ね)
と言っても、その辺を無駄にブラブラ散歩なんてしたものなら、そこは知床、どこで熊さんと出くわすか、わからない土地柄です。トイレにも一人では行くなと、厳しく言われてました。
必死に作った夕食を食べて片付けも終え、みんなテントに入らずになんとなく集まって、刈り取った草の上に寝転んで、空を見上げていました。
たわいない話をしていたと思います。辺りが暗くなりだし、ふと気づくと夜空には、無数の星が煌めいていたのです。それこそ降ってくるんじゃないかと思うほどです。天の川も見えました。いつもは、街中に住んでいる私は、初めて星がこんなにたくさん見えることに感動したんですね。
本当に、星に抱かれるってこんな感覚なのね、と
慣れないキャンプの設営をみんなで頑張ったごほうびに、自然がくれたプレゼント、でした。
翌日からは、先発隊以外の大勢の同級生達と、ドタバタなキャンプが待っていました。料理コンテストがあったり、登山コース、五湖散策コースに分かれて知床を満喫しました。
朝靄の山と山の間に虹がかかる様。忘れられない大切な思い出、です。
そして、もう帰り支度をしている最中、先発隊が召集されました。最後のお仕事は、トイレの解体と床板洗浄でした~ほんと、ワイルドでしょ?
唐突な思い出話におつきあいくださって、ありがとうございました。
今日も、クリアーな一日になりますように…