「一流って、何だろう」
そんなことを考える時があります。
お金がある人?
有名な人?
成功した人?
もちろん、それも
一つの答えなのかもしれません。
でも私が「この人は一流だな」と感じるのは
その人の肩書きではなく
生き方なんです。
テレビニュースで
GACKTさんが
宮城県の被災地を訪れていたことを
知りました。
震災のあった3月11日には
いろいろな方が現地を訪れますが
GACKTさんその日ではなく、5月。
宮城県名取市(津波被害のあった地域)を訪れ
『GACKT被災地再訪2026 ~鎮魂と再生~』
という
復興支援および献花式典の行事。
これをテレビのニュースで知ったわたしは
「この人は形だけじゃなくて本気なんだ」
と感じたのです。
わたしはテレビ番組
『格付けチェック』のファンなので
「一目お会いしたかったな」
というミーハー(昭和! 笑)な
気持ちもありました。
本気だと感じた他にも
心を打たれたのは
そのイベントで語る言葉でした。
役所の方や
地域の方の話を
きちんと聞いた上で、
一人ひとりの思いを
汲み取ろうとしている。
静かで落ち着いた話し方なのに
その奥には強い情熱がある。
その姿に、私はいつも惹かれます。
もちろん、長年
被災地を支え続けてくださっている方は
有名・無名を問わずたくさんいます。
知るたびに、頭が下がる思いです。
GACKTさんのこうした活動は
日本の被災地のみならず
マレーシアに家をお持ちですが
そこで多くのホームヘルパーを
雇っているという話を
聞き及んでおります。
雇用を生み出すことも
社会貢献だという考えからだそう。
社会への貢献は
寄付だけではありませんよね。
働く場をつくることも
人を支えることも
誰かの未来につながっていく。
大きな災害が起きると
著名人が
「何千万円もの寄付をした」
というニュースを目にします。
そんな話をすると
ダンナさんがよく言うのが
「売れている人だから
そのくらい大した金額じゃないんだよ」
「好感度も上がるしね」
確かに、そういう見方もあるのでしょう。
彼に、人の善意を疑ってしまう背景が
あることも私は知っています。
だから、その考えを頭ごなしに
否定するつもりはありません。
でも私は思うのです。
もし寄付やボランティアをする方たちが
本当にお金が有り余っているだけなら。
もし暇だからやっているだけなら。
世の中の裕福な人
時間がたくさんある人
みんな寄付やボランティアを
しているはずです。
でも、現実はそうではありません。
結局は
「何を大切にして生きているか」。
そこに、その人らしさが
表れるのではないでしょうか。
私自身も、ごく少額ですが
寄付を続けてきました。
スーパーのレジ横にある募金箱へ
小銭を入れたり
保護猫の手術費用のための
募金をしたり。
カウンセラーになってからは
ボランティアの
グループカウンセリングを行い、
参加者の皆さんから
いただいたお気持ち金を、
全額寄付していました。
(貸し部屋代、交通費、カウンセリング代
などは一切頂いておりませんでした)
どこかで災害が起きると
急遽予定外の
グループカウンセリングを開き
お気持ち金に自分の寄付も足して
寄付をすることもありました。
寄付先が決まっておらず
探すこともありますが
その時、本当にさまざまな活動が
あることを知ります。
子どもたちを支える団体。
動物を守る活動。
災害支援。
医療や教育…。
「こんな世界があるんだ」と
私自身がたくさん学ばせてもらいました。
寄付やボランティアは
人のためにするもの。
そう思っていました。
でも実際には、
助けられているのは
私自身だったのです。
誰かの役に立てたという喜び。
今まで知らなかった世界を知ること。
人の温かさに触れること。
そうした経験が、
自分の心を少しずつ
豊かにしてくれました。
だから私は思います。
「人のため」は、
結局「自分のため」でもあるのだと。
人を思う行動は、
巡り巡って、
自分の人生も豊かにしてくれる。
それが私の考える、
本当の「一流」の生き方です。
このたびの熊本県を中心とした地震で
被災された皆さまに
心よりお見舞い申し上げます。
映像を見るたび
仙台で東日本大震災を経験した
当時の記憶がよみがえります。
どうか、ご自身と大切な方の
安全を第一に。
そして、一日も早く
穏やかな日常が戻りますよう
心からお祈りしております。
お体はもちろんのこと
どうか心も
大切になさってください。
**********


